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レポート:柴田久仁夫     

 
 
第2戦 ブラジルGP

(株)本田技術研究所 マネージング ダイレクター
保坂武文のひとりごと 


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 もちろん満足はしてません。二人が入賞できなかったという結果よりなにより、「まず信頼性だ」とあれだけ言ってやってきたのに、まさかのトラブルが出た。そのことに、自分たちの力不足を感じてしまいます。はっきり言って、お話になりません。次の段階にステップアップなんて、とんでもない話です。

 確かにエンジンにはまったく問題は出ませんでした。でもだからといって、「じゃあエンジンだけ先に進もう」ということは考えてません。ギアボックストラブルも、もしかしたらエンジンが遠因になっているかもしれない。基本的に、そういう見方をして行きたいですね。なにしろかつての第2期と違って、シャシー、エンジン一体となった開発、協力体制が、今回の目的の一つでもあるんですから。第一、トータルな信頼性を上げないと先には進めません。周囲では、次のサンマリノGPからシャシー、エンジンともに新兵器が出てくるんじゃないかなんて言われてるようですが、たとえばエンジンだけのバージョンアップなどありえません。

 結局、テストであれだけ走りこんでも、まだつぶしきれない問題点があったと言うことですね。ブラジルのサーキットは確かに依然として、凹凸による振動がひどかった。でも、だから壊れていいなんて思ってません。まあ今回は、見通しが甘かったと。
 これまで何度も言ってきてますが、とにかくきちっとレースを走れなければ、最後まで走りきらなければ、ゼロなんですから。

 プラス面を言えば、我々のそういう姿勢を、BAR側がよく理解してくれてることです。若いチームということもあって、こちらの意見に真摯に耳を傾けてくれる。技術的なこと、たとえばシャシーの問題点について話し合うのはもちろん、戦略的なことも積極的に議論して、いっしょに考えます。誰か一人の強力なリーダーシップ、ワンマンで引っ張って行くチームではない。そういう所は、われわれにとってもありがたいですね。