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レポート:柴田久仁夫     

 
 
第17戦/最終戦 マレーシアGP

HRDテクニカルディレクター
西澤一俊のひとりごと 

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 最終戦、5位入賞という成績でしたが、感想としては・・やや不完全燃焼というところでしょうか。それは今シーズン全般を通しての感想でもありますね。

何度かいいところまで行きながら、結局表彰台に上がることはできなかった。それがとにかく悔しいですね。開幕戦にしても、確かに二人そろって入賞はしましたが、BMWウィリアムズがその上を行って、表彰台に上がってしまった。そしてコンストラクターズ選手権にしても、ベネトンと同じ20ポイントを上げながら、こちらが一度も表彰台に上がっていないために、5位になってしまった。両方とも表彰台がらみの悔しい出来事でしたね。

今回のマレーシアGPで、フェラーリ、マクラーレンの4台に続く5位という成績がみごとに象徴しているように、最後までトップ2に追い付くことはできなかった。われわれもかなりの努力を注ぎ、去年より相当進歩しているんですが、この2チームはその上を行く成果を上げている。来年はよほどがんばらないと、彼らを脅かすどころか、追い付くのも大変でしょうね。エンジンだけに限って言えば、トップ集団に追いつくのは時間はかからないと思います。確かに今のうちのエンジンは、まだベストとは言えない。ドライバビリティやトルクは、合格点が出せる。あとは今以上にパワーアップしていくことが課題ですね。

来年のエンジンは、基本的には今年の最終バージョンの発展型です。サイズは、まあほぼ同じですか。見た目はそう変わりません。しかし中身はほとんど別物になりますよ。今よりいっそう軽量化しつつ、パワーアップを図ります。BMWが105キロとかいう話ですが、それより軽くはしたいですね。来年1月のテストには、投入できる予定です。

トップとは、やはりシャシー部分の差が大きかった。そしてこの分野は、われわれが本格的に協力してもなかなかすぐに結果が出るものではないんです。とはいえすでに今年の時点で、BARとの共同開発はいろいろ成果が出てきている。特に後半戦からは、パートナーシップという意味では、うまく行ったと思ってます。ただし、結果が出せなかった。何度も言いますが、表彰台に乗れなかったのは、悔いの残るところです。

来シーズンはレギュレーションが大きく変わります。少なくともシーズン当初は、フロントのダウンフォースが30%は減ると思われる。BAR002は、特にフロントの食いつきに難のあるクルマでしたから、このレギュレーション変更はいっそう厳しい。それに対して、すでにホンダからもいろんなアイデアを出して、それをニューシャシーの開発に盛り込んでいきます。いっそうの成績獲得を目指して、頑張りますよ。