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レポート:柴田久仁夫     

 
 
第13戦 ベルギーGP

(株)本田技術研究所 マネージング ダイレクター
保坂武文のひとりごと 

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 エンジンは3日間を通じて、まったくのノートラブル。そしてチームが立てた作戦も完全に正解だったし、チームワークも言うことなし。ピット作業もまったくミスがなかった。それなのに7位と12位完走が精一杯という結果を見ると、あれが今のBARホンダの実力の、正直な反映なのかなあと、そんな気持ちにもなってしまいますね。そう思うことは、悔しい以外の何物でもないんですが。

 ジャックの場合、ドライタイヤに履き替えた直後から、タイムがどんどん落ちていった。極端なアンダーステアでした。どうしてあんなことになってしまったのか。ほとんど昨日と同じセッティングで、今まではどちらかというとオーバー傾向でしたから。もしかすると午前中のウォームアップでリヤを破損して、100%修理しましたがなんらかの不具合が出たのかもしれません。リヤウィングとサスペンションが壊れたぐらいで、大したクラッシュではなかったのですが。これについては、ファクトリーに戻ってから徹底的に原因を究明します。

 リカルドの方は、どちらかというと車高を上げて、レイン寄りのセッティングで走りました。そのために路面が乾いてからは、かなりマシンと格闘することになってしまいました。終盤にはトップに周回遅れにされるわけですが、あのハッキネンとシューマッハに、ほとんど同時に両側から抜かれていったシーン。あれは屈辱以外の何物でもないですね。周回遅れですからわざとラインを開けてますが、それにしても悔しかった。

 BAR002は、かなり挙動がナーバスなシャシーです。その上セッティングの許容範囲が非常に狭い。これが広いと、たとえばマクラーレン・メルセデスが今回やったように、レース中にある程度セッティングを微調整することもできる。しかしウチがそれをやったら、クルマがどこへ行くかわからなくなる。まあそれは極端な物言いですが、それくらい煮詰めるのがむずかしいクルマなんですよ。

 このところ反省ばかりですね。そろそろ結果を出さないと。次のイタリアGPは、ホンダの200戦目です。それを特別に意識はしませんが、先輩たちの戦いは脳裏に焼き付いている。恥ずかしくないレースをしたいと思います。