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レポート:柴田久仁夫
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第13戦 ベルギーGP
●GP二日制について会議を召集
金曜日のフリー走行を廃止して、土日二日間だけにするべきかどうか、チームオーナー全員で討議するべく、FIAのマックス・モズレイ会長が来週会議を召集する。もともとはバーニー・エクレストンが、「路面が悪い金曜日のセッションでは、全然走らないドライバーすらいる。ファンにとって失礼な話だ」と怒ったのが発端。初日の予選を復活する案なども出た末に、いっそGPを二日間だけにしてしまうのはどうか、というアイデアに落ち着きつつある。モズレイ会長は、「世界的なイベントとして、2日間というのはちょうどいい長さだと思う。しかしチーム側からの反対も予想されるので、じっくり討議していきたい」と語っている。
●ハイドフェルドがザウバーへ移籍
今季プロスト・グランプリからF1デビューしたニック・ハイドフェルドが、来季ザウバーに移籍することが28日、チームから発表された。契約期間は、3年間。オーナーのペーター・ザウバーは、「ニックは非常に才能あふれる若手ドライバーであり、去年の時点から獲得したいと思っていた」と、大満足の様子。一方のハイドフェルドも、来季のチーム体制もまだ決まっていないプロストから出られたことでほっとしているはずだ。ザウバーの今季のNO.1ドライバーであるミカ・サロは、来季トヨタF1のテストドライバーになることが決まったばかり。
●ペトロブラスがウィリアムズと契約延長
ブラジルの石油メーカー「ペトロブラス」が、BMWウィリアムズとのスポンサー契約を2年間延長することを発表した。同社はウィリアムズのテストドライバーで、今季初めにジェンソン・バトンとシートを争ったブルーノ・ジュンケイラの個人スポンサーでもある。ジュンケイラは今季F3000のタイトルを獲得したばかり。現在精力的に来年のF1シートを探しているが、もし見つからなかった場合はウィリアムズのテストドライバーを続ける模様だ。
●フェラーリがニューウィとの接触を否定
マクラーレンのテクニカルディレクターであるエイドリアン・ニューウィを獲得するべく、フェラーリが動いているという噂がパドックで持ちきりだった。それに対してフェラーリのジャン・トッドは、「確かにニューウィと話をしたことはある。しかしそれは5年も前の95年のことであり、それ以来いっさい接触はない」と全面否定した。
一方マクラーレンのロン・デニスも、「エイドリアンと二人でこの噂には大笑いしたんだ。彼には十分なサラリーを払っているし、ウチを出る理由はないはずだ」と言っている。火のないところに煙は立たないというが・・。
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