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レポート:柴田久仁夫     

 
 
第10戦 オーストリアGP


●アーバイン、盲腸でオーストリアGPを欠場 

 ジャガーのエディ・アーバインが、初日フリー走行を終えた後、腹痛を訴えてサーキット内のメディカルセンターで診察を受けた。その結果、急性盲腸炎の疑いが強く、土曜日の予選以降を棄権することが決まった。そのためテストドライバーのルチアーノ・ブルティが、代替ドライバーとして土曜日のフリー走行から出場した。


●ハーバート、やはり引退か? 

 今季限りで引退するのでは、と見られているジャガーのジョニー・ハーバート。オーストリアGPでの記者会見でそのことを聞かれて、「F1はぼくの夢だった。そしてこの10年間、素晴らしい夢を見させてもらったよ。今は変化が必要な時期なのかもしれない」と、事実上、引退を示唆する発言をした。しかしレーシングドライバーを完全にやめるつもりはないようで、アメリカのインディへの参戦を考えているようだ。


●FIA、再びパリへ? 

 2年前にスイス・ジュネーブに移転したばかりのFIA(国際自動車連盟)が、再びパリ・コンコルド広場に舞い戻る話が出ている。発端は、マックス・モズレイ会長がジャーナリストたちに「以前FIAのあった建物の一部を買収するつもり」と語ったことから。今のところFIA側はノーコメントの姿勢だが、噂ではフランス大蔵省との間で問題になっていた課税問題が解決の見通しが立ったため、それなら古巣のパリに戻りたいということのようだ。


●バーニーが予選方式の変更を計画? 

 現在土曜日1日だけになっている予選を、再び金曜からの2日間にしようと、バーニー・エクレストンが考えているようだ。オーストリアの金曜日フリー走行で、路面が濡れているときに誰も走らないのを見て、「TV視聴者をバカにしてる」と怒ったのが発端らしい。しかし以前、二日間予選をやっていたのを、「片方が雨だったら走らなくなるから」と1日にしてしまったのもバーニー本人。そこで、「ドライバーはセッション中どのような気象条件であろうと、必ず一定周回数を走行しなければならない」という変更案も考えているようだ。