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1999 Individual
World Championship For Trial


1999 トライアル世界選手権シリーズ
第1戦 スペイン 
1999年 3月21日開催
天候:晴れ   気温:     観客:      

 



M.コロメがベストスコアを記録し3位/2位、藤波も好調

2日目、コロメはベストスコアを記録
 2日目、コロメはベストスコアを記録 
コンディションは完全なドライ。トライアルでは、完全なドライもまた、滑りやすく、非常に難しい。こうしたコンディションが、新ルールと共に、各セクションをさらに難しいものとしていたようだ。昨年から施行された新ルールは、競技のスピードアップのために、マシンを後退させることを禁じている。つまり、攻撃的なテクニックが要求されるルール改正ということができる。

結果として、ディフェンディングチャンピオンのD.ランプキン(B)は、ライバル達よりレベルの高い走りを披露することになった。1日目の最初のラップで、彼はわずかに減点13点。これは2番手M.コロメの半分という圧倒的な強さを感じさせた。ランプキンは2ラップ目も安定した走りを展開したが、コロメはM.フストリボ(M)に2点差で逆転されている。1日目の結果は、ランプキン、フストリボ、コロメの順。藤波は5位に入賞した。

この1日目を振り返る限り、ランプキンの強さは圧倒的なものだった。2日目になっても彼の強さは変わらなかったが、ランプキンを追うべきコロメは、それでも慎重なトライを重ねていった。また、藤波貴久もコロメと同様に健闘をみせていた。1ラップ目、コロメと藤波は2番手を争うシビアな闘いを繰り広げた。しかし、2ラップ目になると、コロメはランプキンをも上回るベストスコアをマーク。コロメは藤波を突き放し、ランプキンに次ぐ2位に入賞している。一方の藤波も、3位表彰台に上る健闘をみせ、好調のうちにシーズン開幕戦を終えている。


トライアル世界選手権 第1戦 結果表


  DAY 1     DAY 2
POS RIDER MAKER POS RIDER MAKER
1 D.LAMPKIN BETA 1 D.LAMPKIN BETA
2 M.JUSTRIBO MONTESA 2 M.COLOMER MONTESA
3 M.COLOMER MONTESA 3 T.FUJINAMI HONDA
4 A.BILBAO MONTESA 4 M.FREIXA GAS-GAS
5 T.FUJINAMI HONDA 5 A.BILBAO MONTESA
6 M.FREIXA GAS-GAS 6 M.JUSTRIBO MONTESA
7 G.JARVIS SCORPA 7 G.JARVIS SCORPA
8 B.CAMOZZI GAS-GAS 8 A.CABESTANY GAS-GAS
9 A.CABESTANY GAS-GAS 9 B.CAMOZZI GAS-GAS
10 D.BOSIS MONTESA 10 A.RAGA GAS-GAS
11 J.PASCUET MONTESA 11 J-M.ALCARAZ MONTESA
12 J.HINDREN MONTESA 12 D.BOSIS MONTESA
13 S.COLLEY GAS-GAS 13 S.COLLEY GAS-GAS
14 J.PONS GAS-GAS 14 J.HINDREN MONTESA
15 J-M.ALCARAZ MONTESA 15 J.PASCUET MONTESA

 

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