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1999 Superbike World Championship Series
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1999 スーパーバイク世界選手権シリーズ
第1戦 レポート
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両レース共C.フォガティが優勝。 スライトはT.コルサーと競り合い3/2位に入賞。

混戦に飲み込まれたスライト
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スーパーバイク世界選手権の今季開幕戦は、標高1,500メートルと高く、アップダウンが激しく、しかも部分的に凹凸の目立つキャラミのコース。おまけに気温は高いという、決して良好とはいえないコンディションで行われた。
WSBならではのスーパーポールセッションでトップタイムをマークし、ポールポジションを獲得したのは、「スーパーポール・マスター」のあだ名を持つT.コルサー(D)だった。チャンピオン、C.フォガティ(D)は、2回の予選ではふるわず、4番手に留まっていたが、スーパーポールで挽回し、2番手のグリッドを得た。
決勝第1レースでは、フォガティが目覚ましいスタートダッシュを見せ、真っ先に第1コーナーに進入した。2番手は芳賀紀行(Y)。その後方にはコルサー、C.エドワーズ(H)、そしてスタートで出遅れたA.スライト(H)が続く。
その後フォガティは、2位争いを繰り広げる芳賀とコルサー、4位争いのエドワーズとスライトを引き離し、独走態勢を築く。エドワーズは、最近、ラグナセカで負ったケガのために、ひどい痛みと闘いながらのレースを強いられていたが、それでも彼は、スライトとの勝負をあきらめなかった。
スライトがエドワーズの前に出たのは6周目。そこからスライトは、前を行くコルサーと芳賀の2人を狙って猛追撃を開始した。そのさらに前方では、フォガティが、敵のいない平和なラップを重ねていた。
8周目になるとスライトは芳賀をパスし、コルサーを追う。すでにコルサーとの間には大きな差が生じていた。コルサーは、レース半ばにしてリアタイヤを使い果たしていたが、それでも、残り周回でスライトとの間隔をコントロールすることが可能だった。
結局、フォガティは2位となったコルサーに5秒以上の差をつけて優勝。スライトは、4位の芳賀との間に3秒以上のリードを保って3位表彰台を獲得した。

肩の痛みと闘ったエドワーズ
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フォガティは、第2レースでも好スタート。スライトも、今度はうまくスタートし、2番手につけてフォガティを追う。しかし、またしてもフォガティは早い周回からペースを上げ、じわじわとリードを広げてゆく。
スライトは、コルサーとD.ロンボニ(Aprilia)を抜いて上位に上がってきた芳賀に追いつかれ、サイドbyサイドの激戦を繰り広げるはめに。第2レース最大の見どころとなったこの2人の闘いは、芳賀の転倒で決着がついた。
先にシケインに進入した芳賀がコントロールを失い、グリーンに叩き付けられたのだ。スライトはかろうじて芳賀と芳賀のマシンを避けるものの、このアクシデントにより、スライトは、今後はコルサーに背後に迫られることになった。だが、残りの周回を確実に、度重なるコルサーの追撃を振り切りながら走りきったスライトが2位でチェッカーを受けた。

2レース共表彰台のスライト
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A.スライト(3位/2位)
「十分なポイントを取って次のレースに臨むことができるから、満足している。去年の開幕戦の結果とは比べものにならないからね。」
C.エドワーズ(5位/4位)
「もしもこのコースが右コーナーだらけだったら、きっとレースを続けることはできなかっただろう。レース中ずっと、ラグナセカで傷めた右肩が痛くてしかたなかったんだ。」
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