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1999 All Japan Trial
Championship Series


1999 全日本トライアル選手権シリーズ
第7戦 日本GP(宮城県・スポーツランドSUGO) 
1999年 10月17日開催
天候:晴れ  気温:16℃  観客:900人   

 

                                                                        


藤波貴久が新記録となる7連勝により、
2年連続の全日本チャンピオンに!!

念願の2年連続チャンプを獲得
 念願の2年連続チャンプを獲得 
トライアル世界選手権シリーズの全スケジュールを終えて、藤波貴久(H)は全日本チャンピオン獲得に向けて全神経を集中。最大のライバルである黒山健一(Beta)は、来シーズンに向けた負傷治療のため再手術を受けることになり、今戦を欠場することになった。

黒山が欠場したとはいえ、トライアル・デ・ナシオンをともに闘った田中太一(Beta)、小川友幸(Beta)も手強い存在に違いなかった。加えて藤波には、いくつかのプレッシャーが加わる大会でもあった。

ひとつはいうまでもなく全日本タイトル獲得によるもの。ポイントランキング2番手の小川に、今大会終了時点で20ポイントの差をつけることが、タイトル獲得への条件。そして、開幕以来続いている連勝記録の更新。すでに前戦中国大会で、元HRC契約ライダー山本昌也が記録した5連勝を破っているが、現在も記録更新中だけに周囲の期待は大きく膨らんでいる。

そして、もうひとつは日本GPの初優勝。すでに世界的なトップライダーに成長した藤波だが、なぜか日本GPの名が冠せられた大会では勝利をつかんでいない。初の全日本チャンピオンに輝いた昨年も、日本GPは黒山に勝利を奪われている。

第1ラップの第6セクションまで、藤波はすべてのセクションをクリーンで通過。ライバルである田中は減点1点、小川も減点2点で藤波に続いた。しかし、藤波は第7セクションで減点3点となり、全日本では久しぶりに追う立場に回ることになった。しかし、その後、トップに立っていた田中は、第10セクションの岩場で転倒。ここをクリーンで終えた藤波は、再びトップを奪い取った。

第2ラップでもトップを守りきった藤波に対し、追う田中と小川は小さなミスを重ねた。藤波は第3ラップの第7セクションで再び減点を喫したが、他のセクションはすべてクリーンで通過し、2位に入った小川にダブルスコアの大差をつけ、連勝記録を更新する7連勝を飾った。これにより藤波は、2年連続となる全日本チャンピオンに輝いた。


全日本トライアル選手権 第7戦 結果表
(国際A級スーパークラス)


国際A級スーパークラス
POS RIDER MACHINE TEAM
1 藤波 貴久 ホンダ RTL HRCクラブ フジナミ
2 小川 友幸 ベータ Azzurro&SANYO
3 成田  匠 ベータ ハザードブレーカー
4 野崎 史高 ベータ チーム FUMITAKA BETA
5 三谷 英明 ホンダ RTL HRCクラブMITANI
6 田中 太一 ベータ Team BETA Taichi
7 本多 元治 ホンダ RTL HRCクラブ和光 YW
8 渋谷  勲 ガスガス TEAM BIG BOX ガスガス
9 岡村 将敏 ベータ トロピカルクラブ・モトファクトリーアンドウ
10 小谷  徹 ベータ チームAzzurro&SANYO
11 田中 裕人 ホンダ RTL HRCクラブMITANI

 

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