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藤波貴久が新記録となる7連勝により、 2年連続の全日本チャンピオンに!!

念願の2年連続チャンプを獲得
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トライアル世界選手権シリーズの全スケジュールを終えて、藤波貴久(H)は全日本チャンピオン獲得に向けて全神経を集中。最大のライバルである黒山健一(Beta)は、来シーズンに向けた負傷治療のため再手術を受けることになり、今戦を欠場することになった。
黒山が欠場したとはいえ、トライアル・デ・ナシオンをともに闘った田中太一(Beta)、小川友幸(Beta)も手強い存在に違いなかった。加えて藤波には、いくつかのプレッシャーが加わる大会でもあった。
ひとつはいうまでもなく全日本タイトル獲得によるもの。ポイントランキング2番手の小川に、今大会終了時点で20ポイントの差をつけることが、タイトル獲得への条件。そして、開幕以来続いている連勝記録の更新。すでに前戦中国大会で、元HRC契約ライダー山本昌也が記録した5連勝を破っているが、現在も記録更新中だけに周囲の期待は大きく膨らんでいる。
そして、もうひとつは日本GPの初優勝。すでに世界的なトップライダーに成長した藤波だが、なぜか日本GPの名が冠せられた大会では勝利をつかんでいない。初の全日本チャンピオンに輝いた昨年も、日本GPは黒山に勝利を奪われている。
第1ラップの第6セクションまで、藤波はすべてのセクションをクリーンで通過。ライバルである田中は減点1点、小川も減点2点で藤波に続いた。しかし、藤波は第7セクションで減点3点となり、全日本では久しぶりに追う立場に回ることになった。しかし、その後、トップに立っていた田中は、第10セクションの岩場で転倒。ここをクリーンで終えた藤波は、再びトップを奪い取った。
第2ラップでもトップを守りきった藤波に対し、追う田中と小川は小さなミスを重ねた。藤波は第3ラップの第7セクションで再び減点を喫したが、他のセクションはすべてクリーンで通過し、2位に入った小川にダブルスコアの大差をつけ、連勝記録を更新する7連勝を飾った。これにより藤波は、2年連続となる全日本チャンピオンに輝いた。
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全日本トライアル選手権 第7戦 結果表 (国際A級スーパークラス)

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■国際A級スーパークラス |
POS |
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RIDER |
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MACHINE |
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TEAM |
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1 |
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藤波 貴久 |
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ホンダ RTL |
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HRCクラブ フジナミ |
2 |
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小川 友幸 |
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ベータ |
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Azzurro&SANYO |
3 |
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成田 匠 |
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ベータ |
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ハザードブレーカー |
4 |
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野崎 史高 |
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ベータ |
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チーム FUMITAKA BETA |
5 |
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三谷 英明 |
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ホンダ RTL |
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HRCクラブMITANI |
6 |
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田中 太一 |
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ベータ |
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Team BETA Taichi |
7 |
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本多 元治 |
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ホンダ RTL |
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HRCクラブ和光 YW |
8 |
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渋谷 勲 |
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ガスガス |
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TEAM BIG BOX ガスガス |
9 |
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岡村 将敏 |
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ベータ |
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トロピカルクラブ・モトファクトリーアンドウ |
10 |
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小谷 徹 |
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ベータ |
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チームAzzurro&SANYO |
11 |
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田中 裕人 |
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ホンダ RTL |
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HRCクラブMITANI |
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