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1999 AMA Supercross Series
 


1999 AMAスーパークロスシリーズ
第4戦 シアトル(ワシントン州) 
1999年1月30日開催
天候:雨   気温:    観客:60,193人 

 



スタート直後の大波乱でラスク、ピション、トーテリが後退。
ラ・ロッコが2位に入賞し、ランキングも首位に立つ。

第4戦の舞台は西海岸最北の大都市、シアトル。会場となるキングドームは、老朽化のため解体が決定し、同球場でのスーパークロス開催はこれが最後となった。

ホンダ勢の中で軟質路面を得意としているのは、ラスクとピション。2人に対する期待は、予選レースの結果に早々と表れた。予選ヒート1は1位にピション、2位はラ・ロッコ。続く予選ヒート2でも1位がラスク、2位にウインダム。ホンダ勢が上位を占めた予選結果に、決勝への期待は大いに高まっていった。

しかし、決勝には大きな波乱が待ちうけていた。第1コーナーで多重クラッシュが発生し、ピション、ラスク、トーテリが巻き込まれ、大きなビハインドを背負うことになった。オープニングラップを終えた時点では、ラスク16位、ピション17位、トーテリ18位。だが、好スタートを切ったL.ワード(S)に次いで、2位にウインダム、ラ・ロッコも優勝を狙える5位に着けていた。

レースは地元シアトルのワードがリード。9周目にウインダムがトップに躍り出たが、11周目にワードがトップを奪い独走態勢を築き上げていった。後半、2位にはドード(Y)が着けていたが、猛然と追い上げたラ・ロッコが2位を奪取。ワードまでは届かなかったが、ラ・ロッコは堅実に2位を守ってチェッカーを受けている。

開幕以来3戦連続で3位入賞を果たしてきたラ・ロッコは、今回の2位入賞により、ランキングでは首位に躍り出ている。

M.ラ・ロッコ(2位)
好調の秘密は、マシン。速いマシンに乗っているという自信が、自分を支えてくれていると思う。そして、スタートが不得意だったのに、毎戦そこそこのスタートが切れている。今年の自分の強みは、安定していることだ。先週までの3位に満足していたわけではない。今日の2位をきっかけに、もっと上を狙っていくよ。今日の時点でランキング首位に立ったけれど、まだまだチャンピオンを意識するには早すぎる。焦らず着実にポイントを稼いでいくつもりだ。

K.ウインダム(8位)
腕が上がってしまった。もっと自分自身を鍛えないといけない。

E.ラスク(11位)
自分ではよく分からないんが、第1コーナーでJ.バトン(Y)になぎ倒されたらしい。その後にもコースアウトしてしまった。あまり挽回できなかったね。

M.ピション(15位)
最悪。誰もシーズンに1回は最悪のレースがあるが、今夜がまさにそれ。10位あたりまで挽回したけれども、自分のミスで再度ポジションを下げてしまった。先週と同じサスセッティングで臨んだが、荒れる土質を意識して柔らかめにしておくべきだった。そうすれば後半の疲れを軽減できたはずだ。


AMAスーパークロス 第4戦 結果表


POS RIDER MACHINE TEAM
1 L.WARD SUZUKI    
2 M.LA-ROCCO HONDA CR250R  
3 J.DOWD YAMAHA    
4 J.MCGRATH YAMAHA    
5 G.ALBERTYN SUZUKI    
6 D.VUILLEMIN YAMAHA    
7 J.EMIG KAWASAKI    
8 K.WINDHAM HONDA CR250M TEAM HONDA
9 T.FERRY YAMAHA    
10 D.HUFFMAN KAWASAKI
11 E.LUSK HONDA CR250M TEAM HONDA
12 S.TORTELLI HONDA CR250M TEAM HONDA
13 S.LAMSON YAMAHA
14 J.BUTTON YAMAHA    
15 M.PICHON HONDA CR250M TEAM HONDA
16 J.ROY HONDA CR250R  
17 H.VOSS HONDA CR250R  
18 R.REYNARD SUZUKI  
19 P.LAWRENCE SUZUKI  
20 P.GONZALEZ KAWASAKI    

 

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