| BACK | RESULTS | RANKING | | |
AMAスーパークロスシリーズ
|
M.ピション2位。M.ラ・ロッコも3戦連続の3位。ホンダ勢好調のうちに迎えた第3戦は、アリゾナ州フェニックスのバンク・ワン・ボールパークで行われた。例年のコースコンディションは、照り付ける強い日差しのため超硬質な土が特徴となっていたが、今年は屋根付きドームのためサンド質に様変わりしている。決勝レースは、マクグラス(Y)がホールショットを決め、序盤からレースをリード。これをピションとラ・ロッコのホンダ勢が追う展開となった。オープニングラップは、マクグラス、ピション、スタートが不得意なラ・ロッコが3位、8位にラスク、10位にウインダムの順でコントロールラインを通過した。 期待のラスクは、8番手からポジションを挽回し、激しい7位争いを展開したが、9周目に転倒、さらに2度目の転倒もあり、いったんは19位までポジションを落とす。 周回を重ねるにつれ、上位グループは少しずつ間隔が開き始め、激しいバトルもなくレースを消化していった。その結果、スタートのアドバンテージを守り切ったマクグラスが、2位のピションに5秒のリードをつけて優勝。3位にはラ・ロッコが入賞し、ホンダ勢が堅実に表彰台に上がった。ラスクは2度目の転倒から16位まで挽回。第2戦までいまひとつ調子の出なかったウインダムは、1周目の10位からポジションを上げ7位でチェッカーを受けている。 第3戦終了時点のシリーズランキングでは、マクグラスが61点で首位をキープ。しかし、ピションとラ・ロッコが1点差の60点で並んでいる。さらに、ランキング4位にはラスク、同5位にもウインダムが続いている。 M.ピション(2位) 3戦目にして2度目の2位。このようにコンスタントに上位入賞を狙っていきたい。但し、自分では出来すぎという感じもしている。予選では調子が悪かったが、それだけに決勝ではスタートに集中した。序盤でマクグラスを抜こうとしたが、今回の彼はとても強かった。でも、2位はとてもハッピーだし、チャンピオンシップも狙っているので、無理はしなかった。 E.ラスク(16位) ドード(Y)とインの取り合いになり転倒してしまった。その後、フォーカスが定まらず、単独で2度目の転倒。コースは簡単だったが、ミスを犯しやすい土質だった。スタート前にプレッシャーはなかった。 ●次戦は、1月30日シアトル(ワシントン州)で開催されます。 |