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AMAスーパークロスシリーズ
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E.ラスク2連勝!! ホンダ勢の開幕ダッシュ続く。会場をカリフォルニア州サンディエゴのクアルコム・スタジアムに移して行われた第2戦。注目は、本命のラスクが連勝を決めることができるか、そしてラスクが勝利を逃すとしたら、誰がウィナーになるのかという点に集約されていた。その筆頭に挙げられていたのは、ディフェンディングチャンピオンのマクグラス(Y)。開幕戦は転倒でクラッチレバーを破損してしまったが、ノントラブルであればラスクと互角に渡り合う実力派だ。決勝レースでホールショットをマークしたのは、フランスよりスポット参戦しているビーラマン(Y)。誰にも予想できなかった波乱の幕開けである。ビーラマンは2番手レイナード(S)の追撃をかわし、レース中盤までトップをキープ。期待のラスクは、スタートから3番手につけ、上位2台をぴたりとマークしながら周回を重ねた。 一方、マクグラスは、スタート11番手からぐんぐんポジションアップを図り、ハーフウェイポイントの10周目には、ラスクの直後4番手にまで進出。さらにトップ争いは、ビーラマン、ラスク、マクグラスの3台に絞られることとなった。 そして14周目には、ラスクがトップを奪取。その後マクグラスの猛追を振り切って開幕2連勝を挙げた。3位には、スタート9番手から追い上げたラ・ロッコが入賞。ピションとトーテリも、それぞれ5、6位でチェッカーを受けている。 E.ラスク(優勝) 前にいるのがビーラマンとレイナードだったので、彼らの経験の浅さを客観的に考えると、前に行ける自信はあった。中盤からマクグラスが迫ってきたので、早く前に出て逃げたかった。連勝できるなんて、これ以上の幸せはない。この調子を崩さないように、毎戦大事にポイントを稼いでいきたい。 M.ラ・ロッコ(3位) 2戦連続3位という安定したリザルトを残せてうれしい。自分でも驚くほど乗れている。これからのレースが楽しみで仕方がない。 S.トーテリ(6位) 今シーズンは、9月に骨折した足が治ってから乗り始めたので、まだまだ自分のライディングは100%とはいえない。時々痛みもあるし……。でも今年はスーパークロス参戦1年目で勉強の年なので、焦らずに経験を積んでいくつもりだ。 ●次戦は、1月23日フェニックス(アリゾナ州)で開催されます。 |