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AMAスーパークロスシリーズ
第1戦 アナハイム


E.ラスク優勝。ホンダ勢、開幕戦で1〜4位を独占!

近年には珍しく移籍の多かったシーズンオフを経て、フレッシュな開幕を迎えたAMAスーパークロス。開幕戦の会場は、カリフォルニア州アナハイムのエディソン・フィールド。大リーグ、エンジェルスのフランチャイズだ。昨年の改修によって、以前は約65,000だった座席数が45,050に減らされている。今季は第1戦だけでなく、第5戦の会場にも設定されているが、チケットは第5戦の分まで完売となり、大変な盛り上りを裏づけている。一昨年、昨年とエルニーニョの影響を受けて、雨が多かったが、今年はカリフォルニアらしい快晴に恵まれた。

レース前の評判では、ラスクとマクグラス(Y)をウィナーに挙げる声が多かったが、ウィンダム、ピション、そしてニューカマー(250ルーキー)のカーマイケル(K)にも期待が集まり、白熱した展開が予想された。一昨年のチャンピオン、エミグ(K)もシーズンオフに行った目の手術後初めてのメジャーレースとなり、侮れない存在に違いなかった。

決勝レースでは、ピションがホールショットを取り、ワード、ラスク、カーマイケル、ドード(Y)、マクグラス、ラ・ロッコが序盤の上位を占める。2周目にはワードがトップに立ったが、8周目以降はラスク、ピションが1-2態勢を形成。マクグラスは8周目に転倒で脱落。終盤、ラ・ロッコとウィンダムが浮上してきて、ホンダが4位までを独占する結果となった。トーテリは、2周目に転倒して後方集団に飲みこまれてしまった。

E.ラスク(優勝)
シーズンオフは手首の骨折を治すことに専念していたので、11月から乗り始めたばかり。だから周囲が騒ぐほど、勝利を確信していたわけではないんだ。でも、終わってみれば最高の結果で、これでシーズンに対して自信を深めることができたよ。もちろん、チャンピオンを狙いたい。このオフはトレーニングを始めるのがいつもより遅かったけれど、そのぶん打ち込むことができたし、準備不足はまったくなかったと思う。

M.ピション(2位)
ずっとホンダに乗ることを夢見ていた。子供のときからホンダに乗っていたし、アメリカに来てからは他のメーカーのチームに所属していたけれど、いつかホンダに入ってチャンピオンを取りたいと思っていた。だから今年はその夢を実現する年だ。今日は絶好のスタートが切れたけれども、これはマシンのおかげだね。自分の力じゃないよ。途中、ちょっと力が入りすぎて腕アガリを起したので、2位でも十分満足している。終盤は少し離されたけれど、終始ラスクについて行くことができたので、自信がついたよ。

●次戦は、1月16日サンディエゴ(カリフォルニア州)で開催されます。


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