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  Race Guide
もてぎ制覇を狙うM.ドゥーハン/NSR500
ホンダは今年も強力布陣で参戦
 

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優勝候補の筆頭に挙げられるホンダ勢
 
すでに5連覇を達成しているM.ドゥーハンを筆頭に、A.クリビエ、岡田忠之の実力派ライダーを揃えたレプソル・ホンダチーム。圧倒的なポテンシャルを誇るワークスマシン、NSR500とともに、今シーズンも同シリーズの中心的な存在になることは間違いない。

また、同チームで注目の500ccVツインマシン、NSR500Vを駆るのはS.ジベルノー。2年目のライディングとなる今シーズンは、優勝争いにも加わる可能性が高まっている。さらに、250ccクラスには宇川徹がシェル・アドバンス・ホンダから出場。ニューマシンNSR250は大幅なポテンシャルアップが実現しており、チャンピオン争いに加わる期待が大きく膨らんでいる。

一方、シリーズ第2戦となる「もてぎ」には、全日本ロードレース選手権シリーズから、昨年のスーパーバイククラス・チャンピオン伊藤真一が500ccクラスに、250ccクラスには加藤大治郎がスポット参戦する。

また、125ccクラスには、昨年の同クラスチャンピオン、坂田和人をはじめ多数の日本人ライダーが参戦する。各クラスで繰り広げられる世界最高峰のバトルは、ロードレース・ファンなら見逃すことはできないものだ。


ホンダライダーたちの熱きバトルに期待
 




Michael Doohan
マイケル・ドゥーハン(オーストラリア)
REPSOL HONDA/ホンダNSR500
500ccクラスの5年連続チャンピオン。現役GPライダー最多の優勝回数54、表彰台回数94を誇る。日本GPには'89年以来11年連続で出場。3回目の優勝を狙う。



Alex Criville
アレックス・クリビエ(スペイン)
REPSOL HONDA/ホンダNSR500
スペインの英雄と呼ばれ、チームメイトながら打倒ドゥーハンの最右翼に挙げられるのがクリビエ。GPデビューはドゥーハンより古く、小排気量を含めると13回のGP優勝と52回の表彰台経験を持つベテランライダー。



Tadayuki Okada
岡田 忠之(日本)
REPSOL HONDA/ホンダNSR500
500ccクラスを走る日本のエース。'97年には、インドネシアGPで優勝するなど大活躍を見せ、ランキング2位を獲得。去年は負傷によりランキング8位に留まったが、今年はマレーシアのテストで最速タイムを記録するなど絶好調!



Sete Gibernau
セテ・ジベルノー(スペイン)
REPSOL HONDA/ホンダNSR500V
去年から2気筒マシンNSR500Vで参戦しているスペイン期待のライダー。去年は地元のマドリードGPで3位入賞。今年もNSR500Vを駆り、上位入賞を狙う。



Tohru Ukawa
宇川 徹(日本)
TEAM SHELL ADVANCE HONDA/ホンダNSR250
'96年から250ccクラスにフル参戦。'96年にランキング5位、'97年に3位、'98年に4位と、常にトップコンテンダーとして活躍。初優勝とタイトル獲得を目標に、今年も激戦の250ccクラスを闘う。

世界に挑戦する日本人ライダーに注目
 
昨年、シーズン途中の負傷によりランキング8位と不本意な結果に終わった岡田忠之。しかし、一昨年は王者M.ドゥーハンと互角の闘いを繰り広げ、ランキング2位を獲得している。つまり、ロードレースの最高峰、WGP500ccクラスのチャンピオンを十分に狙うことのできる実力派というわけだ。すでに負傷も完治し、もてぎで行われた合同テストでも好調をアピール。それだけに今季の岡田には、ビッグタイトル獲得の期待が膨らんでいる。そのためには、序盤戦で一気に波に乗りたいところ。第2戦が母国である日本、そして地元のレースというのは、まさに追い風となっている。そんな岡田の闘いぶりに大いに期待したい。

また、今シーズンで4年めのWGPシーズンを迎えた宇川徹にも、一気にチャンピオンへの期待が高まっている。全日本ロードレース選手権シリーズを連覇した後、WGP挑戦を開始した宇川は、これまで本来の力を出し切れないでいた。しかし、ニューマシンNSR250が投入された今シーズンは、マシンとのマッチングも良好で、もてぎテストでは非公式ながらコースレコードを記録している。こうした彼本来の力とニューマシンの高いポテンシャルが発揮されれば、念願のタイトル獲得も現実的なものとなってくる。

一方、日本で開催されるWGPにスポットで参戦するのが、500ccクラスに出場する伊藤真一と250ccクラスの加藤大治郎のふたりのホンダ勢だ。伊藤は'93年からの5年間、WGP500ccクラスに参戦していた実力派。'98年は全日本ロードレース選手権シリーズのスーパーバイククラスに出場し、見事チャンピオンに輝いている。また、加藤大治郎はホンダの次世代を担うライダーとしての期待のなかで、秘められた高いポテンシャルを幾度も発揮。鈴鹿で行われた日本GPでは、'97、'98年と2連勝を飾っている。

世界に挑戦する日本人ライダー、彼らの戦いぶりもWGP第2戦「もてぎ」の大きな楽しみのひとつだ。




Shinichi Itoh
伊藤 真一(日本)
ホンダNSR500/LUCKY STRIKE HONDA
'98年全日本ロードレース選手権スーパーバイククラスのチャンピオン、伊藤もスポット参戦。WGP参戦経験豊富な彼は、GPマシンに乗ってもトップを争える実力の持ち主。




Daijiro Katoh
加藤 大治郎(日本)
ホンダNSR250/Castrol HONDA
全日本ロードレース選手権250ccクラスに参戦中の加藤は、スポット参戦ながら'97、'98年と日本GPで2連勝し、GPライダーにも恐れられる存在となった。日本GP3連勝を狙う彼の走りに注目。