中子/道上組(Castrol無限NSX)、ポールtoフィニッシュ!
NSX、2連勝を飾る!!
ツインリンクもてぎで初開催となった全日本GT選手権シリーズ。
予選は、中子/道上組(Castrol無限NSX)がポールポジション、高橋(国)/飯田組(RAYBRIG NSX)が2番手につけ、NSXがフロント・ロウを独占。
決勝は、35,000人の観客を前に、快晴の空の下、定刻通りスタート進行が開始され、13時30分、もてぎGTチャンピオンレースの幕が切って落とされた。
ポールポジションの中子/道上組(Castrol無限NSX)は、後続との差を徐々に広げ、12周目には約10秒、20周目には約24秒と独走態勢に持ち込んでいった。
26周目、上位陣のトップを切って、高橋国光(RAYBRIG NSX)がルーティングピットイン。続いて、各車が続々とピットに入るが、道上(Castrol無限NSX)は走り続け、2番手の飯田(RAYBRIG NSX)に1周近い差となった31周目、デンソーサードスープラがクラッシュし、32周目にセーフティカーが導入された。
このセーフティーカーランが行なわれている35周目に道上(Castrol無限NSX)もピットイン。中子に交代する。2番手でコースに復帰した中子は、トップの飯田(RAYBRIG NSX)を追走。
46周目、飯田(RAYBRIG NSX)は、クラッシュしたマシンから飛んだガラス片を踏んだためにスローパンクチャーが発生。中子は、ペースの落ちた飯田をかわし、トップに復帰。その後は後続とのタイムを見ながら、危なげないラップを重ね、63周目、待望のチェッカーフラッグを受けた。
この時、パートナーの道上は、自らP1(ポジション1位)のサインボードを掲げ、中子を迎えた。
山西/コロネル組(Mobil 1 NSX)は、序盤16周目にスピン、自力でコースに復帰し、追い上げるが、TAKATA 童夢無限 NSXに接触し、コースアウト、両者リタイアとなった。
中子 修(Castrol 無限 NSX)
3度目の正直で勝てて、本当に嬉しい。道上は昨年のアコードの時から勝てそうで勝てないレースを繰り返していたので、勝てて本当に良かったと思っている。
我々のマシンは調子も良く、全てが上手く廻ったと思う。終盤は後ろを見ながら走っていたし、タイムよりイエローフラッグの方が心配だったくらいです。
次からウエイトハンディ50kgを積むことになりますが、JTCCの時の経験からも、70kgくらいまでのバランスの取り方は把握しているつもりです。
道上 龍(Castrol 無限 NSX)
スピードが結果に結びつかないレースが多かったが、3度目の正直で勝てて嬉しいです。セーフティーカーが入った時のピットインはチームの指示でしたが、それまでのリードがなくなりまた駄目かと思いました。2番手との差が詰まってきた時は少し心配でしたが、中子さんがトップでゴールしたときは本当に嬉しくて、P1(ポジション1位)のサインボードを自分で出しました。
次からプラス50kgですが、何の心配もしていません。
●次戦は、10月11日MINEサーキットで開催されます。
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