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F1世界選手権シリーズ
第15戦ルクセンブルクGP


D.ヒル、9位。R.シューマッハー、惜しくも終盤にリタイア。

チャンピオンを争うM.ハッキネン(M)とM.シューマッハー(F)が同ポイントで迎えた今戦。シューマッハーにとっては、地元ドイツ、ハッキネンにとっても、メルセデスの地元と、双方、緊迫のラウンド。
予選は、シューマッハーが1分18秒台のスーパーラップを叩き出し、他がそれを追う展開。結果、シューマッハー、アーバインと、フェラーリの2台がフロント・ロウを獲得し、ハッキネンが、続く3番手。ジョーダン・無限ホンダのR.シューマッハーは6番手、D.ヒルが、10番手からのスタートとなった。
決勝は、今にも雨が降り出しそうな空模様の下、フェラーリの2台がスタート良く飛び出し、序盤レースをリード。シューマッハーは、ハッキネンに8秒ほどのリードをつけ、予定通りピットインした。しかし、その後、ハッキネンは、1分20秒台のハイペースで後続を引き離し、シューマッハーとの差を19〜20秒つけた時点でピットイン。シューマッハーのほんの数メートル前でピットアウトし、トップに浮上。その後は、トップをキープし、優勝を飾った。これで、ハッキネンが4ポイントリードで、最終戦日本GPに向かうこととなった。
一方、ジョーダン・無限ホンダのR.シューマッハーは、着実な走りで8番手前後を走行するが、終盤54周目、トラブル発生により、痛恨のオーバーラン。自力でピットまで戻るが、そのままリタイアとなった。 D.ヒルは、終始安定した走りを見せ、9位でフィニッシュした。

また、日本人勢は、中野信治が15位。高木虎之介が16位完走。日本GPに向け、貴重なデータを蓄積した。

D.ヒル(9位)
この週末は滑り出しが良くなくて、苦しんだ。満足のいくバランスがどうしても決められず、予選ではいまひとつだったが、今日の決勝には、とにかく全力を尽くした。ポイント圏内に入れるほどの結果は出せなかったけれどね。

R.シューマッハー(リタイア)
コンストラクターズランキングを考えると、何としてもポイントが欲しかったが、残念な結果になってしまった。
スタートは完璧じゃなかったけれど、ピットストップのタイミング、そして作業がすばらしかったおかげで、ポジションをいくつか上げることに成功した。それだけに、ブレーキ・ディスクに故障が出たのはものすごく悔しいよ。一時ブレーキがとてもナーバスになってしまい、その後、いたわりながら走ったんだけどだめだった。こういう時もあるよね。

●次戦は、11月1日 日本GPです。

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