ジョーダン・無限ホンダ、2台とも入賞ポイントを獲得!
予選は、マクラーレンの2台がフロント・ロウ。3番手にビルヌーブ(W)。そして、R.シューマッハー4番手、D.ヒル、続く5番手と、ジョーダン・無限ホンダは、今季ベストグリッドからのスタート。
決勝は、今にも雨が降りそうな空模様となる中、好スタートを切ったマクラーレンの2台が、レースをリード。スタートでポジションアップしたR.シューマッハーも、最速ラップを叩き出す走りで追撃する。
終盤、トップグループにマイナートラブルが出るなど、波乱ぶくみの様相を見せるが、結果、ハッキネンがポールtoフィニッシュ。安定した走りを見せたヒルが4位。9番手と後方グリッドから追い上げたM.シューマッハー(F)が5位。R.シューマッハーが6位につけ、3戦連続の入賞ポイントを獲得した。
D.ヒル(4位)
レースらしいレースができた。
レースの間中、チームは、何が起きているのかを逐次僕に知らせてくれ、正しい戦略を選択できるようにしてくれた。
ミハエル・シューマッハーには、抜かれるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしたけれど、後ろに従え続けることができたし、最高の気分だ。でも、4位を守ろうなんていう気はなかったんだ。マシンが良くて、プッシュし続けることができたということなんだ。
無限ホンダ・エンジンは信頼性が増して、素晴らしい仕上がりになっている。3レース連続でチームはポイントを獲得できたし、マシンもずっと進歩し続けている。これは、きっと今後も続くものと信じているよ。ジャック(ビルヌーブ)とはバトルが出来なかったけれど、他のライバルたちには確実に勝った。これは誇ってもいいと思う。
R.シューマッハー(6位)
エンジニアと一緒に選択したピットストップの戦略が、うまくいかなかった。思っていたような順位でフィニッシュできなかったのは、これだけが原因じゃないけれどね。
1回目のピットストップの後、マシンの調子がおかしくなってきた。これは、この週末に何回か感じていた感覚だった。それで、それまでのようにはブレーキも遅らせられなくなったし、グリップもなくなり始め、序盤と同じようなペースを維持できなくなってしまったんだ。何が問題なのかはわからない。調べてみないとね。予選の順位を維持できなくて残念だ。
でも、この状況の中でポイントを獲得できて良かったと思っている。
●次戦は、8月16日 ハンガリーGPです。
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