R.シューマッハー、2戦連続入賞ポイント獲得!
予選は、激しい雨の中でスタートが切られ、残り30分くらいのところで各マシンが続々とアタックを開始。ラスト10分くらいの時点でやや雨が弱まり、タイミング良くアタックを行ったフィジケラ(B)が初のPP。R.シューマッハー9番手、D.ヒル15番手。
決勝は、青空の下で開催。スタート直後、1コーナーで後方集団に、2コーナーで中盤グループに多重クラッシュが発生、ペースカーが導入される波乱ぶくみのスタートとなるが、ジョーダン・無限ホンダの2台は、好調なスタートを切る。
レースは、ハッキネン(M)、M.シューマッハー(F)が、交互に最速ラップを叩き出し、それを互いに更新する走りで3番手以下を大きく引き離し、展開。しかし、中盤にM.シューマッハーが痛恨のオーバーラン。大きく順位を落としてしまう。
一方、R.シューマッハーは、果敢な走りで、じわじわとポジションアップ。終盤には、後方から追い上げてきたM.シューマッハーともバトルを展開する走りで、結果、5位につけ、2戦連続の入賞ポイントを獲得。ヒルも入賞ポイントまであと一歩の7位につけた。
優勝は、ハッキネン(M)。続いて、序盤のアクシデントに巻き込まれながらもアグレッシブな走りを見せたクルサードがチェッカーを受け、マクラーレンの1-2。その後ろにフェラーリの2台がつけた。
日本人勢は、高木がスタート直後のアクシデントでリタイアとなるが、中野は、安定した走りで奮戦。11位につけ、6戦連続の完走を決めた。
●次戦は、8月2日 ドイツGPです。
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