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F1世界選手権シリーズ
第9戦イギリスGP


雨のレース。
ジョーダン・無限ホンダ、今季初の入賞ポイントを獲得!

予選は、またも、ハッキネン(M)がPP。D.ヒル、7番手。R.シューマッハーは10番手につけるが、車両規定違反のかどで、O.パニスと共に最後尾スタートとなる。
決勝スタート時は、雨が一時やんでおり、ポールポジションのハッキネンが好調な滑り出しを見せるが、対してM.シューマッハー(F)はなかなかペースが上がらない。
雨が降り出し、スピン、コースアウトするマシンが出始め、ヒルも、序盤14周目にコースアウト、リタイアとなる。ハッキネンは、ここでウエットタイヤに交換。この後、雨が次第に強くなり、早めにウエットタイヤに交換したハッキネンは、快調にトップを走行する。
最後尾21番手からの追い上げとなったR.シューマッハーも、堅実な走りで着々とポジションを上げる。
終盤は、どしゃ降りとなり、ペースカーが導入される。数周で雨が小降りとなり、ペースカーが離れたが、その直後に、トップ走行のハッキネンが痛恨のスピン。結果、シューマッハーが優勝した。
R.シューマッハーは6位につけ、今季初の入賞ポイントを獲得。
また、日本人勢は、ともに、この厳しいレースを走りきり、中野が8位、高木が9位で完走した。

R.シューマッハー(6位)
すごく嬉しい!この入賞ポイントを長いこと待ち望んでいた。今日は、優勝したような気分だよ。とにかく「初」ポイント獲得というのは難しいものだが、今後は、これをはずみに、ポイントが取れるようになるんじゃないかな。
スタートと、オープニングラップは会心の出来だった。もう、僕のF1史上最高の出来だったんじゃないかな?マシンのバランスも、特にレース前半は、何の問題もなかった。でも、雨が降り始めてからは、とにかくきつかった。僕のマシンは、ドライセッティング寄りだったからね。
まあ、全体的には、良いレースだった。残り数周のところで、「6番手なので落ち着いて走って入賞ポイントを獲得するんだ」と言われた。それからは、1周1周を数えながら慎重に走った。すごく長く感じた。でも、やったんだね。

D.ヒル(リタイア)
スピンしてしまうなんて、情けなくって、やりきれない気持ちだ。でも、ラルフが入賞ポイントをゲットしてくれて、ここシルバーストーンで、チームが初の入賞ポイントを獲得でき、すごく感謝している。
僕は、ピットに戻って、レースを見ていた。ラルフが21番グリッドからどんどん追い上げ、ポジションアップして行く。そして、最後、ペースカーが離れ、ラルフが入賞ポイントを獲得できるかどうか、じっと見ていたんだ。やったね。とっても気分がいい。
この入賞ポイントが契機になって、今後、上り調子になるといいね。

●次戦は、7月26日 オーストリアGPです。

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