ヨーロッパラウンドに突入。ティフォシを前に激戦を展開。
F1GPは、今戦からヨーロッパラウンドに突入。イモラは、“第2の開幕戦”に沸き返った。
予選は、D.クルサード(MC)がポールポジション。D.ヒル、7番手。R.シューマッハー、9番手。
決勝は、ポールポジションのクルサードがスタート良く飛び出し、レースをリード。しかし、序盤から、トラブル、アクシデントが相次ぐサバイバルレースの様相を見せ、上位走行のハッキネン(MC)、フィジケラ(B)、ブルツ(B)らが次々にリタイアとなる。結果、チェッカーを受けたのは、たったの9台という厳しいレースとなった。
ヒルは、アクシデントにより、序盤にピットイン。終盤58周目には、トラブルにより4度目のピットインとなり、そのままレース終了となったが、10位完走扱い。R.シューマッハー、7位。
D.ヒル
スタートはうまく行ったが、前のブルツがミスファイアを起こしていて、1コーナーのあたりで予想以上に接近してしまい、マシンの右前をブルツにぶつけてしまった。それで、ピットインし、ウイングを交換した。後半は、空気圧の調子がおかしくって、また、ピットインせざるを得なくなった。
でも、入賞ポイントこそ取れなかったが、この週末を通して、マシンの操縦性はすごく良くなった。リザルトを別とすれば、今季最高のパフォーマンスだったんじゃないかな。これで、予選順位をもう少し上げられるようになれば、表彰台は、ほぼ確実に狙えるね。
R.シューマッハー
やっと、レースで完走できて、嬉しいよ。入賞ポイントをゲットできなかったことは残念だけれどね。スタートもうまく行って、前半は、特に問題なくレースを進められた。ただ、2度目のピットインの後、エアバルブ圧の調子がおかしくなって、スピードを上げることが出来なくなってしまった。それから、給油口が開いたままになって、マシンバランスが悪くなり、ダウンフォースも効かなくなっていた。そんなこんなで、ピットストップで時間を食ってしまったのも辛かった。
●次戦は、5月10日 スペインGPです。
|