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トライアル世界選手権シリーズ
第5戦ドイツ


藤波、安定したトライで初日3位、2日目4位。

世界選手権第4戦はドイツのKIEFERSFERDENで開催された。
第1日目の競技当日には天気は回復していたが、前日金曜日の雨によって木の根に絡んだロック主体のセクションはウエットでとても滑る状態だった。
1ラップ目に黒山健一(ベータ)が減点20でトップに躍り出た。今日の黒山はミスのないトライを見せている。連勝を続けているランプキン(ベータ)は黒山に次ぐ22点。藤波は第1セクションから2度のストップ(足つきではない)による減点、そして第15セクションにおいてもストップによる2点減点等の不運な減点もあり32点。ビルバオ(ガスガス)も32点、これをコロメが34点で追った。
第2ラップも黒山健一は安定したトライで減点19というベストスコアを出して今季初優勝を果たした。ランプキンは黒山に追いつけず、21点で2位。そして、藤波は2ラップ目24点と差を縮めたが、結果3位。コロメ(モンテッサ)5位。

2日目。引き続き天気が良く水分が蒸発し、セクションの状況が前日より良くなったこともあって、何ヵ所かのセクションがモディファイされた。
2日目はイギリスのジャービス(スコルパ)が1ラップ目から減点13というベストスコアを出して精神的な強さを発揮した。ランプキンが3点差の16点でジャービスを追う。そして、藤波とコロメ(モンテッサ)が共に1点差の計17点で続く。
2ラップ目になるとランプキンは本来の調子を取り戻して今日一番のベストスコアを出す。そして2ラップ目を終了するとランプキンとジャービスはまったく同点でゴール。
勝敗はランプキンのクリーン数が19、ジャービスは18というたった1個のクリーン差でランプキンが優勝を決定した。
1ラップ目に17点同点で終了していたコロメと藤波は、コロメが2ラップ目を13点で追い上げ合計30点で3位に入賞。2ラップ目25点とやや乱れた藤波貴久はコロメに次ぐ4位につけた。1日目に優勝した黒山健一は不運なミスがたたって5位。
また、日本から参加している田中太一(ベータ)は1日目、2日目とも20位につけた。

●次戦は、6月28日フランスで開催されます。

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