ホンダホームページへ
モータースポーツへ
INFOSへ

| BACK | RESULTS | RANKING |
 
トライアル世界選手権シリーズ
第1戦スペイン


ワールドトライアル開幕。藤波、2位(2日目)!

1周30kmの中に15セクションが点在するコース設定の中で行われた開幕戦。
今年、ワールド3年目となる藤波は、初日、第1セクションでクリーンを叩き出すが、その後、残り時間を意識し、気が急いたこともあってか、1ラップ目に減点5を5回、2ラップ目には6回受けてしまう。
しかし、気分一新し迎えた2日目は、続々クリーンを叩き出す確かなトライで2位を獲得した。
コロメ、2/3位。

藤波貴久(TEAM HRC)
1日目は、それまでに聞いていた事前情報といろいろ違いがあったりして、うまく調子が出ないうちに終わってしまった感じでした。
セクション移動後も、時間が気になってうまく気持ちを落ち着かせられませんでした。
その夜、他のライダーのライディングをビデオで観て研究したりして、もっとスロットルワークをアグレッシブにしよう、などと考えたのがよかったのか、2日目はうまく気持ちを切り変えられ、雨にもかかわらず、うまく行きました。
観客のノリがよくて、みんなの拍手や歓声にも支えられました。失敗したセクションでも、出口のところでみんなが拍手をしてくれ、嬉しかったです。


トライアルは、渓谷や岩場など、自然の地形を利用し、マシンコントロールと、テクニックを競い合うカテゴリーです。マシンを手足のように操り、神技ともいえるトライでセクションをクリアする様は、壮観です。 発祥はイギリスですが、現在は、各国の地方選手権から世界選手権まで、幅広く開催されています。
ホンダRTLを駆るライダーの活躍も目覚しく、'96年からは、若手藤波貴久選手が当シリーズに挑戦。2年目となった'97年シリーズの最終戦には見事優勝を飾っています。

●次戦は、4月19日イギリスで開催されます。

| BACK | RESULTS | RANKING |