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モトクロス世界選手権シリーズ 250cc
第16戦/最終戦ギリシャ


ホンダCR勢、安定した強さで、メーカータイトルを獲得!!

タイムプラクティスでS.エバーツ(CR250M)はS.トーテリ(K)に約00"50 差でポールポジション獲得。8ポイントリードで迎えた最終戦、まずはエバーツ(H)が幸先のいいスタートをきった。

ヒート1、P.バイラー(H)、M.マスキオ(Y)、エバーツ(H)、トーテリ(K)、T.ボーランド(Y)の順でレースはスタートした。3周目にエバーツ(H)はトップにたち、バイラー(H)が後を追ったが、3番手のトーテリ(K)は激しいプッシュを開始して5周目には2番手に浮上、今度はトップを走るエバーツ(H)にターゲットを当てアタック!
6周目、エバーツ(H)は不運にも転倒して4番手に後退してしまい、代わってトーテリ(K)がトップを奪ったが、今度は7周目にトーテリ(K)が転倒して3番手に後退。これでバイラー(H)がトップに返り咲き、ボーランド(Y)、トーテリ(K)、エバーツ(H)と続いた。しかしボーランド(Y)はプレッシャーから11周目に転倒、トーテリ(K)が2番手に浮上した。
14周目には追撃の末、トーテリ(K)が先頭を奪い、バイラー(H)に約4秒のリードで勝利を獲得。エバーツ(H)は約14秒遅れで3位でゴールした。

エバーツ(H)はトーテリ(K)に3ポイントリードで、ヒート2のスタートとなった。1コーナーをエバーツ(H)が最初に抜け、トーテリ(K)が続き、トップの2人は3番手に大きなギャップのままトツプ争いを展開した。エバーツ(H)は20分過ぎまでトップをキープしたが、トーテリはついにテクニカルなジャンプでエバーツ(H)をパスしてトップの座を奪った。
エバーツ(H)もなんとか抜き返えそうとトライするが、疲れを感じてしまい急激にペースダウンしてしまう。そして次の周、エバーツ(H)は転倒、コース脇のテープがリアタイヤに巻きついて、さらにペースは落ちてしまい7位でゴール。

トーテリ(K)は両ヒートを制して、エバーツ(H)に8ポイントリードで今季のタイトルを獲得した。惜しくもエバーツ(H)はランキング2位、バイラー(H)は3位、F.ボレー(H)は5位でシーズンを終えた。

S.エバーツ(3位/7位)
とにかく、ガッカリしたよ。理由は分からないけれど、特にヒート2は疲れを感じてしまって追い上げできなかった。
トーテリ(K)とはシーズンを通してナイス・バトルを繰り広げてきた。今日はトーテリ(K)がベスト・ライディングで勝利をつかみ、自分は全てをロストしてしまった……。来年はトーテリ(K)をビートしたいが、アメリカに行ってしまうからそのチャンスもなくなって残念だよ。

P.バイラー(2/2位)
今年はエバーツ(H)とトーテリ(K)がトップ争いの末に1&2を分け合うレースが続いたが、今日はエバーツ(H)が転倒したこともあったけれど、両ヒートともに2位でゴールできて嬉しいよ。両ヒートをトップ3でフィニッシュできたのは、今年この最終戦を含めても4戦だけだったからね。

●ご声援、ありがとうございました。

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