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モトクロス世界選手権シリーズ 250cc
第15戦スイス


エバーツ、両ヒート共2位につけ、ランキングトップを堅持。
バイラー、3/5位。ボレーは、怪我のため不出場。

タイムプラクティスでS.エバーツ(CR250M)はS.トーテリ(K)にわずか00"614の差でポールポジション獲得。P.バイラー(H)は4番手につけ、F.ボレー(H)はポーランドGPで右手首を骨折して欠場を強いられた。

ヒート1、M.マスキオ(Y)がホールショットを取るが、すぐにエバーツ(H)がトップを奪い、マスキオ(Y)、T.ボーランド(Y)、S.トーテリ(K)が続いた。P.バイラー(H)は他車の転倒に当てられ、7番手と出遅れてしまう。
3周目、トップのエバーツ(H)に4秒差でトーテリ(K)が2番手に浮上、その3秒後ろでマスキオ(Y)とボーランド(Y)が3位争いとなり、そして3秒後方でバイラーが追う。5周目にバイラー(H)は4番手に浮上し、ボーランド(Y)にアタック開始して6周目に3番手につけるが、すでにトップ2人との差は13秒。
30分過ぎ、トップのエバーツ(H)とトーテリ(K)の差は約6秒あったが、周遅れに自分のペースを崩されたエバーツ(H)に、トーテリ(K)は急接近!ラスト3周、コーナーでインをさしたトーテリ(K)と接触したエバーツ(H)は惜しくも転倒して2位、バイラー(H)はボーランド(Y)を抑えて3位でゴールした。

ヒート2、ホールショットのトーテリ(K)をすぐにエバーツ(H)がパス。序盤、すでにトップ争いの2人は8秒のリード、その後ろではバイラー(H)、ボーランド(Y)、M.ベルブーツ(S)が3位争いを展開するが、8周目にはベルブーツ(S)が3番手にたってボーランド(Y)とバイラー(H)が後を追った。
エバーツ(H)は7周目まで約1"70秒のリードをキープするが、8周目からトーテリ(K)はアタックを開始。9周のアップヒル途中のジャンプでトーテリ(K)が一歩リードしてエバーツを抜く。それからはトーテリ(K)のペースはアップし、ちょうど中盤を境に疲れを感じてきたエバーツ(H)はペースダウンを強いられる。
終盤、トーテリ(K)は2番手のエバーツ(H)に15秒のリード、さらに15秒後ろにベルブーツ(S)、6秒後ろにボーランド(Y)、そして疲れを感じてしまったバイラー(H)は14秒ビハインドの5位走行で、大きなギャップのままフィニッシュを迎えた。エバーツ(H)はトーテリ(K)に8ポイントリードで最終戦を迎える。

S.エバーツ(2位/2位)
ヒート1は、周遅れのライダーにペースとコンセントレーションを崩され、ちょっとプロブレムだった。トーテリ(K)にコーナーでインをさされて接触、転倒したけどアグレッシブなパスだったね。ヒート2はもっとバンピィになってテクニカルになるだろうけど問題ないよ。
ヒート2は、ヒート1でかなりのエネルギーを消耗していたせいか、中盤過ぎから疲れを感じてしまいスローダウンしてしまった。トーテリにパスされてからは2位をキープした。今日のトーテリはストロングだったね。最終戦はトライTOウイン、そしてタイトルを決めたい。

P.バイラー(3/5位)
ヒート1、3か4番手でスタートしたけど、コーナーでアウト側にふくらみすぎてリアタイヤがマディにスタックしてロスタイム。そしてM.アルトネン(KTM)が転倒、それに当たってさらにロスタイムしてしまったが、ボーランド(Y)をパスして3位につけてからはトライハードだったよ。
ヒート2は、2度に渡りボーランド(Y)と接近、そして接戦となりかなりのエネルギーを使ってしまった。終盤は本当に疲れを感じてしまってペースダウンしてしまったのがちょっと残念だった。

F.ボレー(不出場)
ポーランドのテーブルトップでミステイク、マシンが2−3度ふられてコントロール無くしてしまい、マシンとライダーは別々の方向に飛んでいったんだ。僕は25mほど飛ばされて右手首を骨折してしまったが、きれいにポッキリ折れたのが不幸中の幸いだった。脇の下から6週間はギプスで固定するが、手術の必要がないのがラッキーだった。MXデ・ナシオンにも出場できなくなったのが残念だよ。

●次戦/最終戦は、9月13日ギリシャで開催されます。

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