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モトクロス世界選手権シリーズ 250cc
第12戦ドイツ


S.エバーツ(ホンダCR250M)、両ヒートとも優勝!!
F.ボレーも、両ヒート共3位表彰台。

S.エバーツ(CR250M)がホールショットを取るが、すぐにP.バイラー(H)がトップを奪取。1周目、バイラー(H)を先頭にエバーツ(H)、S.トーテリ(K)、T.ボーランド(Y)、F.ボレー(H)の5人が激しいデットヒートを展開。この混戦は6周目まで続いた。
4周目、バイラー(H)はコーナーでミスして5番手に後退、代わってエバーツ(H)がトップにたち、ボーランド(Y)、トーテリ(K)、ボレー(H)がフォロー。しかし8周目、4位争いしていたボーランド(Y)とバイラー(H)は接触して転倒、バイラー(H)のマシンはサイレンサーにダメージを受け、パワーダウンしながらも11周目まで4位をキープ、そしてピットに入り交換作業するが、この時のロスタイムで19位に終わる。ボーランド(Y)は10番手に後退するが6位まで追い上げた。
中盤過ぎ、エバーツ(H)は約2秒のリードをはかるが、30分過ぎにトーテリ(K)が急接近。4周に渡ってデットヒートを繰り広げる。しかし、エバーツ(H)は自信にみちた走りで1"68のリードでヒート1を制した。
ボレー(H)も中盤まではトーテリ(K)とバトルを続け、それ以降はギャップを広げられたものの3位でフィニッシュ。

ヒート2、エバーツ(H)が再びホールショットを取り、トーテリ(K)、ボレー(H)、ボーランド(Y)が続いた。エバーツ(H)は快調な走りで、15分過ぎには2"50のリードをとるが、トーテリ(K)は果敢なアタックでエバーツ(H)に急接近する。しかし、コーナーでフロントを滑らせてスリップダウンしてしまったトーテリ(K)は5秒のビハインドとなる。
再びトーテリの追撃で、27分過ぎにはエバーツ(H)に急接近して、2周に渡るデットヒートとなるが、1ラインで抜きにくい上、エバーツ(H)の完璧なブロックでトーテリにはチャンスはやってこなかった。最終的には10"91 のリードでエバーツがパーフェクトウィンを達成!
ボレー(H)はスタートからフィニッシュまで3位をキープ、やっと彼本来の走りを取り戻した。バイラー(H)はスタートに失敗、プレッシャーとの戦いの中、14番手から7位まで追い上げた。

S.エバーツ(優勝/優勝)
HRCのニューエンジンのおかげで、両ヒートともにホールショットを取れたし、いいライディングができた。常にトーテリ(K)がプッシュしてきて、なかなかハードなレースだったけど、タイトルがかかっているから必死だったよ。確かにプレッシャーはあったね。今日は10ポイントを4ポイントに縮めた。この次のベルギーGPはディープサンドだし、ここと同じように両ヒート勝って、ポイントリーダーの座を奪い返したいところだね。

P.バイラー(19/7位)
今回は自国のドイツだったから、ファンも沢山きてくれているし、本当に勝ちたかった。ヒート1は、ボーランド(Y)と接触、転倒してサイレンサーにダメージを負ってピットで交換作業したんだけど、メカニックがグローブをしてなくて熱くなったサイレンサーを外すのに大変だった。ノーポイントは悔しいね。
ヒート2は、スタートに失敗してしまい、それからはプレッシヤーで体が固くなってしまって自分本来の走りができなかった。

F.ボレー(3/3位)
足のケガはまだ完治していないけれど、コンディションとしては95%というところ。今日の表彰台は自分のメンタル面で、すごくいい影響を与えてくれた。中盤までのラップタイムは悪くなかったが、エバーツ(H)とトーテリ(K)のほうが少しスピードがアップしていたみたいで、この2人に最後までついていくのは難しいね。
今度のベルギーはディープサンドで難しいけれど、ベルギーに行ってプラクティスしてレースではトライ・マイ・ベストだよ。

●次戦は、8月16日ベルギーで開催されます。

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