藤波貴久(ホンダRTL)、シリーズチャンピオンを獲得!
いよいよ最終戦日本グランプリ大会開催。
前日からの雨で、セクションは非常に滑りやすく、また、高低差のある斜面に設定されていることもあって、今シーズン最もハードな闘いが予想される中、1ラップ目から黒山(B)と藤波(チームHRC)がチャンピオンをかけたデッドヒートを展開。
黒山がクリーンすると、続く藤波もクリーンを叩き出す。
しかし、滑りやすいコースは、1つミスすると減点5になりやすく、藤波は、慎重になり過ぎたのか、徐々に堅さが見えはじめ、ミスが出てくる。
しかし、持ち前の根性で1ラップ目、3点差の2位につける。
2ラップ目に入っても、雨が強く降り続き、コンディションがどんどん悪くなって行く。それでも藤波は1つ1つセクションを丁寧にトライして行く。
3ラップ目に入って、精神的にも体力的にもきつく、減点を取るライダーが目立ってくる中、3ラップ目に入って藤波の元気なライディングが戻ってきた。
結果、3ラップ目に、今大会ベストラップとなる19点を叩き出す快進撃。
総合順位では、黒山に1歩届かず2位につけるが、今戦の結果により、シリーズチャンピオンが決定。来季に向け、大きな足がかりをつかんだ。
●ご声援、ありがとうございました。
|