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全日本トライアル選手権シリーズ
第1戦九州大会


今季フルエントリーとなる藤波、まずは開幕2位。

開幕戦の舞台、トライアルパーク宝蔵寺のセクションは、ゴロゴロとしたロックとヒルクライムのダイナミックな設定。
今季、世界選手権と全日本とのフルエントリーを決めた藤波は、オフシーズンも積極的に乗り込み、トレーニングを展開。今戦のウォームアップでも、気合いの入ったライディングを披露した。
そして、決勝当日。登りを最も得意とする藤波は、誰よりも早くアウトし、次々とクリーンを連発し、観客を沸かせた。 1ラップ目終了時、藤波と、同じく世界選手権に挑戦中の黒山がともに減点2点で並ぶ。
2ラップ目に入ると、後続に大きな減点差をつけ、トップ争いは、すでに、藤波、黒山の2人に絞られる。2人は、世界の技を見せつけるトライで、共にオールクリーンで終了。
そして、注目の最終ラップ、3ラップ目。2人の勝負は、最もテクニカルとなった9セクションで繰り広げられた。タイヤとヒューム管によって設定された、この人口セクションに、ほとんどの観客が集まり、静まり返った中で、黒山が先にトライ。見事クリーンを決める。続く藤波は、減点1を喫し、結果2位となるが、今後に大きな期待を繋いだ。


トライアルは、渓谷や岩場など、自然の地形を利用し、マシンコントロールと、テクニックを競い合うカテゴリーです。マシンを手足のように操り、神技ともいえるトライでセクションをクリアする様は、壮観です。 発祥はイギリスですが、現在は、各国の地方選手権から世界選手権まで、幅広く開催されています。
ホンダRTLを駆るライダーの活躍も目覚しく、'96年からは、若手藤波貴久選手が世界選手権に挑戦。2年目となった'97年シリーズの最終戦には見事優勝を飾っています。

●次戦は、3月15日 近畿大会です。


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