

下塗り剤はウレタン系とエポキシ系の2種類が使われた。特にエポキシ系の下塗り剤は防腐剤を含んでおり、常時接水する箇所の塗布には有効だ。
そして忘れてはいけないのが、トランサムの処理だ。
RIGBYのエンジンはHonda船外機、BF250が二基掛けされる予定だ。そのためにトランサムは12mmの合板を4層として48mm厚のベースが造りこまれているのに加え、縦方向にも補強材が入っている(写真A、B参照)。このトランサムにはさらに6分厚(約18mm)のホンジュラス・マホガニーが張られる予定だ。
RIGBYのエンジンはHonda船外機、BF250が二基掛けされる予定だ。そのためにトランサムは12mmの合板を4層として48mm厚のベースが造りこまれているのに加え、縦方向にも補強材が入っている(写真A、B参照)。このトランサムにはさらに6分厚(約18mm)のホンジュラス・マホガニーが張られる予定だ。



キールを上に建造されてきた艇体がひっくり返された。その作業は2時間かけて、ゆっくり、そして慎重に行われた。








補強材の手前には燃料タンクが収まるが、その容量は700literの予定。もちろん特注だ。

取材協力:(有)佐野造船所(http://www.sano-shipyard.co.jp/index2.htm)
文・写真:大野晴一郎
文・写真:大野晴一郎