2025.5.7

旅する絵本屋さん N-VANは、私の相棒です

LIFE CHANGER


旅する絵本屋さん
「N-VANは、私の相棒です」


クルマの魅力は、移動の楽しさだけではありません。空間を自由に活用する魅力もあります。なかでも「使える道具」を目指し開発されたN-VANは、Hondaも驚くほどの自由な発想で活用されるオーナーが多いクルマです。

そんな素敵なオーナーたちに、Honda magazineは会いに行こうと思います。今回は “移動絵本屋” としてN-VANを使うオーナーがいらっしゃると聞きつけ、陶芸の街、茨城県笠間市へ会いに行きました。

早朝、笠間工芸の丘で行われている古本市へ伺うと、すでに開店準備の真っ最中。黄色いN-VANから、パズルのように積まれた荷物を運び出す原田まゆみさんの姿が。

旅する絵本屋さん

――黄色いN-VAN、すぐわかりましたよ!

原田さん 黄色いクルマって可愛いですよねー
マルシェやイベントに出ると、目立っていいんですよ。


――このクルマが、絵本屋になるんですか?

原田さん そうなんです! 今はキレイに整頓されていますけど、これから絵本屋に大変身します!

旅する絵本屋『3po (さんぽ)』
N-VANオーナー 原田まゆみさん
  • item1
  • item2

――絵本屋の準備をしながらも、古本市に出店されているお隣さんに、元気に挨拶している原田さん。開店準備が整ったところで、お話を伺いました。

読まれなくなった

絵本を届けたい。

――“移動する絵本屋” どうして思いついたんですか?

原田さん 元々、保育士をしていて、絵本をいっぱい集めていたんです。その絵本が、実家にずっと眠った状態で、もったいないなぁと……読まれなくなった絵本を “いろんな人に届けられないか?” という想いが始まりでした。

初めは、小学校で読み聞かせやカフェで語る会もやりましたが、もっと絵本に興味がない人にも魅力を伝えたいなと思い、たまたま友人が、子ども向けのマルシェをやるので、そこで絵本を売ってみたら? って言ってもらったのがきっかけです。最初は自分の絵本を、フリーマーケットみたいな感じで出していました。

  • item1
  • item2
  • item3
 

――では、最初はクルマでの移動販売ではなかった?

原田さん そうなんです、テントで絵本を並べて。でも“珍しいね”くらいで終わってしまってなかなか見てもらえなくて……。そんな時にバスを本屋にしている方を見つけて、これだ!と。

でも、ただ運ぶだけのクルマにはしたくなかった。“クルマを本屋” にしようと思い、いろいろ探して見つけたのがN-VANでした。

――N-VANのどんなところが決め手になったんですか?

原田さん 絵本を並べるために、床がフラットになるクルマが欲しかった。他のクルマだと、N-VANのようにフルフラットにはならない。助手席シートも床に収納できて、荷物がとても効率的に積めます。そして何よりも、ピラーがないことです。

絵本って、表紙が素敵で丁寧に作られています。その表紙を並べて眺めていただけるお店にしたかった。このクルマは、すごく絵本を見やすいディスプレイに出来ます。クルマの内側にネジ穴がもともと付いているので、棚や箱のレイアウトを、簡単に自由に変えられます。本当に便利なんです。

原田さん それと、ずっとHonda車に乗ってきていましたから。今も、主人はヴェゼル、その前はクロスロードに乗っていて、家族でHonda好きなんです。

――お話を伺ううちに、続々と絵本に興味を持ったお客さんが。
お話を伺いました。

お客さん

実は、原田さんのお店によく来るんです! 孫も絵本が好きですし、私も楽しめます。知らない絵本と出会えるのはうれしいですね。この絵本屋(N-VAN)さんは、可愛いし気持ちも明るくなりますよね。実は私の愛車も黄色いフィット(笑)。

お客さん

クルマの移動絵本屋さんって、すごく素敵ですよね。テントよりもクルマの存在自体がすごく目立っていますし、並んでいる絵本が見やすいですね。

――N-VANを使ってみて、いかがですか?

原田さん 使っていて不便さがないし、自由に使えます。荷物の出し入れも、邪魔な箇所がないから、スムーズ。開店も片付けも、一人でラクラク(笑)。

よく山を越えて運転しますけど、荷物を積んでいても、走りには満足しています! あっ! 最近、N-VANの電気自動車が販売されたんですよね!? 室内がどうなっているのか? 電気って便利なのか? など、すごく興味があります。

私は、『いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう』という絵本が、一番のお気に入り。60年以上前の白黒の絵本。それをカラーだと記憶している方も多いんですね。きっと自分の頭のなかで、色をつけて読んでいたのではないでしょうか……絵本には、そういう力があるんです。面白いですよね!

  • item1
  • item2
    『いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう』
    バージニア・リー・バートン:文・絵 / むらおか はなこ:訳
    福音館書店:出版社

自分から移動して

いろんな人に

会いに行きたい。

原田さん お店でお客さんを待つより、自分から移動していろんな人に会いに行きたい。みなさんが、うれしそうな笑顔を見せてくれるのが幸せ。だから、自分から会いにいきたいので、N-VANは最高の道具であり、相棒なんです。

もっと遠い所にも行きたいですね。フェリーを使って北海道とか(笑)。

――移動絵本屋という空間をN-VANのなかに築きあげる原田さん。絵本の魅力を一人でも多くの人に伝えたいから、店舗で待っているだけでなく自分から会いにいく。そんな移動販売の価値を活用する原田さんは、笑顔が絶えないN-VANオーナーでした。

クルマの魅力は移動できること、人に会いにいけること。移動販売というスタイルは、自分が人に、紹介したい、伝えたいモノやコトを運んでいける、大きな価値と楽しさにあふれています。

原田さん、ありがとうございました! これからもN-VANで、旅する絵本屋を楽しんでくださーい!


そしてHonda magazineは、自由な発想でクルマを活用される全国のオーナーにこれからも会いにいきます。お楽しみに!

今回の記事はいかがでしたか?
ボタンをクリック!

  • 面白かった!
  • イイネ!
  • イマイチ

Ranking

人気記事ランキング

Recommend

編集部おすすめ