2025.1.20

MT LIFEな女性たち── MTのどこが好き?

MT LIFEな女性たち──
MTのどこが好き?

2025年の東京オートサロンで「Honda SPORTS」をテーマに掲げたHonda。脈々とMT車を創り続けていることも、その魅力のひとつ。今では、普通自動車免許をAT限定で取得する人が約7割、MT(マニュアルトランスミッション)免許を取得する方は約3割。そんな時代の流れのなか「MT女子」と自分たちで呼ぶ女性たちも多く。そこでお話を伺いに行きました。「MTのどんなところが好きなんですか?」

人生、

一度きりですから!

深津さん:

両親が『頭文字D』が大好きで、幼いころからその影響ですっかりファンに。だから絶対にMT免許取得と決めていました。シビックは21歳のときに購入したので4年、初のMTはたまらなく面白いです! 以前はそんなにHonda好きではなかったのですが、今では仲間も増え、『Hondaを買ってよかった』と。

シビックはエンジンが愉快ツーカイ。高回転までパワフルに一気に吹け上がる! そんな感動は何回乗っても色褪せません。気持ちのいい加速を楽しませてくれるこのスポーティなHondaの4気筒エンジンは最高です!

CIVIC TYPE R
深津 留美さん
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深津さん:

アグレッシブなスタイリングや、ブルーのボディカラーも大好き。両親を説き伏せて手に入れることができました。毎日呪文のように、『シビック買いたい、シビック欲しい』と繰り返していましたから(笑)。今はシビックをさらにスタイリッシュにするためのカスタムに夢中です。ここまで来たらもう、最後までやり切りたい。

最初は、MTのスポーツカーは乗りにくいかなって不安もあったんですが、実際にはめちゃ乗りやすくてビックリ! クセもなく快適さも途切れないので、なんていいヤツなんだと感動しっぱなし。ちょっと大げさにいうとMT車じゃないみたいと感じることもあるくらい。大げさじゃなく、フレンドリーです!……ま、見た目はかなり勇ましいフォルムになりつつありますが(笑)。人生は一度きり。好きなクルマに思いっきり乗りたいから、私はMTです!

もう可愛くて

仕方ないんです!

恩塚さん:

スタイリッシュなHonda車はたくさんありますけど、私にはこのセダンスタイルのアコードがダントツにカッコよく見えて、もうベタ惚れ! ほかのクルマには脇目もふらず、ひたすらミントコンディションの個体を探し続けたんです。Euro Rは、中古車市場に出ている数が少なくて大変でした……実に5年も(笑)程度のいい、このボディーカラーに出会えたときは、嬉しかったです。『決めた! もうキミしかいない!』というテンションで購入を決断しました。日はまだ浅いですが、一期一会、毎日大事に乗りますよ。

ACCORD Euro R
恩塚 未桜里さん
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恩塚さん:

MT車の魅力は、やっぱりそのダイレクト感。Euro RのMT車に乗りたくてAT免許の限定を解除したんですから。自分の手足を使って全身で操縦しているような……そんなMT車ならではのビビッドなフィーリングは、運転した人にしかわからないかも。ちゃんと関わってあげないと動かない機械のようで、まるで赤ちゃん? もう可愛いくて仕方ありません(笑顔)。

父が昔、Honda車に乗っていたので、Hondaとは少なからず縁があるように感じています。来年で生産から約20年、外装やパーツの欠品のことが気になりますが、しっかりメンテナンスをしながら長く乗りたいと思っています。Hondaさん、よろしくお願いします。ちなみに私の自慢は、カーボン製のボンネットとトランクフードです!

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自分が関われる

機械が好きなんです!

関口さん:

父の仕事の関係で、私は小学6年から高校1年までアメリカに。父がクルマ好きで、しょっちゅう乗り換えていたので、多くの車種に接することができました。そうそう、父とアメリカでカーレースを観たのは記憶に強く残っています。そんな父の影響もあって、マニュアルトランスミッションというものがあることを知りました。

フィット
関口 優香さん
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関口さん:

免許取得後の1台目のクルマがMTのライフ、それから3年後に黄色のこのフィットを手に入れました。1500ccのMTで、これが最高に楽しい! 装備もあえてオーディオレス仕様をチョイス。自分から積極的に関われる──そんな乗り物に強い憧れと関心がずっとあって、このフィットで実現できました。すでに走行距離は30万キロを超えていますが、まったく飽きないですね。それどころかますます好きに。走りのフィーリング、サイズ、カラーリング、フォルム、このフィットは私の理想型なんでしょうね。そんなフィットが好きすぎる私とフィットの、両方を愛してくれたのが今の主人です(笑顔)。

フィット以外にゼスト、CR-Z、インテグラとクルマはHonda車ばかり4台所有。さらにクルマよりも遅れてスタートしたバイクにも主人とともにすっかりハマってしまって、バイク6台のうち5台がHonda。いやはや、なんでこんなことになってしまったのか(笑)。結局コンパクトで速いものが二人とも好物なんだと思います。そして、ガチャガチャとギアを選ぶのが、アナログでめちゃ楽しいんです!

爽快なフィーリングに

病みつき!

簗瀬さん:

大学の教授として教鞭をとる私が、1999年、アメリカに留学していたとき、たまたまインターネットで見つけた、Hondaの新しいスポーツカーにハートをわしづかみにされてしまったんです。『帰国したら、絶対に乗る』という熱いキモチのままに、意中のS2000をディーラーで手に入れました。迷い? まったくありませんでしたね(笑顔)。

S2000
簗瀬 澄乃さん
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簗瀬さん:

MT車の所有は初だったので『ひと筋縄ではいかないかな』と思いながらも、新車で購入したS2000を『カッコよく乗りこなしてみたい!』と。それに、レースの世界で活躍しているHondaがもともと好きだったので、まさにイメージどおりのスポーティなルックスと走りに大満足。

そうそう、運転がうまくなりたくて、ツインリンクもてぎのドライビング・フォーラムに通ったんです。いい経験になりました。プロドライバーによる同乗走行では、クルマってこんな動き方をするんだ! という未知の体験をすることも。まさに目からウロコでした。同時にスポーツカーの走行パフォーマンスの高さを肌身で感じることもできましたので、S2000をもっともっと積極的に動かしてみたいとワクワクしました。

さらにS2000を通じて出来た仲間たちに誘われて、36歳のときに大型二輪免許を取得、手に入れたのがイエロー×ブルーのバレンティーノ・ロッシ仕様CBR600F4i。S2000とともに一生モノと決めています。私、クルマもバイクも、コーナーをクリアしていく爽快なフィーリングに、ずっと病みつきなんです(笑)。

――4人のHondaオーナーにお会いして感じたことは、みなさん、楽しそう。生き生きとMT車の魅力を語ってくれました。理由は一人ひとり違いますが、自分とクルマの時間から新たな自分を見つけた喜びにあふれているように感じました。そんな喜びに応えたいとHondaは「Honda SPORTS」を根幹にして、これからもみなさんの「推し」になるようなクルマを創り続けると思います。ちょっとMTに興味を持ったあなた、ぜひ新しい自分に挑戦、体験してみてはいかがでしょうか。

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