LIFE CHANGER
昭和にタイムスリップ! 90歳の床屋さんのお話
埼玉県和光市白子、住宅街の一角に、まるで映画のセットかのような昭和の佇まいの床屋さんがあります。「加山理容館」
店主の加山信義さんはなんと90歳、現役。お店は1963年開店ですから61年におよびます。そして驚くのは、加山さんは15歳から床屋の道に入ったと言いますから、もう75年になるとのこと。ですが足腰も耳も会話もまったく問題なく、今でも100人を超える指名客を持ち、一緒に働く息子の哲治さんも顔負けだそうです。
ん?ん?なんで、Honda magazineで床屋さんの話?
それは和光市白子という場所だからなんです。実はHondaは白子に、1952年に二輪の工場をつくったのです。まだ四輪を販売する前のHondaでした。そのすぐ近くに店を構えているのが、加山さん親子のお店なのです。何か面白いお話が聞けるかも、そう思い、会いに行きました。