絶景! 四万十川
ホンダの船外機とともに

2024.3.15
Supporter Life
絶景! 四万十川
Hondaの船外機とともに
日本最後の清流といわれる高知県の四万十川。四万十のゆったりとした景色のなかで、屋形船を営む「なっとく」さん。Hondaの船外機をお使いいただいていると聞き、会いに行きました。
四万十川屋形船『なっとく』
オーナー 岡村実さん
四万十川に、Hondaの船外機の屋形船がずらり。
――岡村さん:
最近はおかげさまで、年配の方だけでなく、海外からも多くの方が遊覧にきますね。Hondaに船外機があるとは知らないお客さんも多いです。私も4ストロークに初めて乗った時は本当に静かで、感動しましたよ! その前は2ストロークだったんだけど、お客さん相手の商売だから、出来るだけエンジン音は静かなのがいい。うちの船外機は一番古いやつで約30年前のもの。これだけ長持ちするのは本当にありがたい。やっぱりHondaはすごいなって実感しています。
静かだし、
長持ちするから、
ずっとホンダだね。
――岡村さん:
今は船頭はしていないけど、天然の鮎をお店で使うために漁には出ているよ。四万十川は、わかってないと操舵が難しい。海とは違って場所によって流れが違うから。水深も浅いので、船外機が大きいと川底を削ってしまう。Hondaの船外機はコンパクトでパワーがあるので助かっているね。
四万十川の沈下橋とは、増水時に川に沈むように、
あえて設計された手摺のない橋。
――岡村さん:
子どもの頃は、岩場でよく川エビ捕ったり、鰻を捕るためにコロバシ仕掛けたり、朝から晩まで川で遊んでいたね。だから船が足みたいなもんだったよ。沈下橋がなかった頃には、小学生たちを船で向こう岸に渡したり、妻の実家にも渡し船で通ったり。ま、愛の架け橋だよなぁ(笑)。

当時、通学の足となっていた「学童の渡し」の様子。
(写真:四万十市立図書館所蔵)

環境のことは、自分らで考えんと。
――岡村さん:
子ども頃から景色は変わらんけど、やっぱり川は少しずつ変わってきてる。水質が悪くなると、漁も出来なくなる。我々は、ここで商売しているから、やっぱり環境のことも自分らで考えんとね。Hondaの船外機を使うのも、その一つ。いかに川の美しさや魚たちを守れるか。ずっと、つないでいかなきゃならんよね。
――岡村さん:
鮎がいなくなったり、鰻も食べられなくなると、それを楽しみに来る人も多いから、悲しいよね。景色だけじゃなく食も楽しみだから、なんとか魚たちや川をこの状態で残して、四万十川へ来てくれた方にこれからも楽しんで欲しい。それを後世に伝えなきゃならない。自分が出来るのは、あと3~4年ぐらいだから(笑)。
――岡村さん:
やっぱり、若い世代に伝えたいことは、魚を守る事。魚を守ったら自然に川も綺麗になる。今もお客さんは、“川が綺麗!” と言ってくれるけど、昔はもっと綺麗だった。だから守らなきゃいけない。そのためにも、うちはHondaの船外機を選んでいる。いずれ、電気で動く船外機になるなら、もっと素晴らしい。音が小さくスーッていけて、川を汚さないなら、電気で動く船外機、絶対ええね。
岡村さん、『なっとく』さん、快く取材をお受けいただき、ありがとうございました! 「魚を守り、川も綺麗にしたい」その想いからHondaの船外機を選んでいただいていること、そして「四万十川を守り続ける」岡村さんの強い意志が伝わってきました。みなさん、機会があれば、ぜひ、美しい四万十川で美味しい料理をお楽しみください。

Hondaの船外機は、発売から60年。まだまだ、その役割は続きますね。




今回の記事はいかがでしたか?
ボタンをクリック!

  • 面白かった!
  • イイネ!
  • イマイチ