

写真家の枠を超えて幅広く活動する桐島さん。最近はCGディレクションも手掛けているとのことで、2020年11月に発売開始されたNew オデッセイのフルCG作品を製作し、編集部に届けてくれました。

桐島ローランド
――桐島さんはオデッセイオーナーだったとか?
かつてニューヨークから、仕事のベースを日本に移したとき、最初に乗ったのがオデッセイ。カメラ機材も人も載せられるスタイリッシュなクルマを探していて、決めたんです。
――オデッセイに乗っていた感想は?
車高が高く、ゴツいミニバンが多かったなかで、オデッセイはスタイリッシュで乗り心地も良かったので、すごく満足していました。今でもベストなチョイスだったと思っています。

――今回はNew オデッセイをなぜフルCG作品に?
オデッセイとは「長い冒険旅行」という意味。今はコロナ禍でなかなか難しいからこそ、海外へオデッセイを連れ出したくてCGでつくったのです。南米ボリビアのウユニ塩湖にオデッセイで行けたらいいな、とか、ボクの妄想で。
――写真家でありながら最近はCGディレクションも?
写真はリアル。でもデジタル化でレタッチが可能になると、リアルとバーチャルが融合する。そのリアルとバーチャルの間に面白さがあると思うんです。今回もそんなチャレンジをしてみました。ちなみに、オデッセイの横に立っているのは若き日のボクです(笑)

――元オデッセイオーナーから見てNew オデッセイは?
ヨイショなしに、デザインが好きです。フロントが強調されながら大人っぽい。押し出しの強いミニバンには抵抗があるけど、オデッセイはいいバランスで素敵だと思う。カメラマン目線でもそう思いますし、CGをディレクションしながら“Hondaらしいなぁ”と感じました。