
新型FITの紹介ページに、なぜ、家!?
新型FITの開発責任者が、異色の住宅ブランドとして人気上昇中のBESSのブランドマネージャーに会いに行きました。

BESS工藤 「いっぺん、家を忘れよう。」が新製品のコンセプト。
FIT田中 新しいフィットのコンセプトにすごく近い!
田中 BESSの家は、外と内の境目がなく、つながっていますよね。他にはない家づくりだなって興味を持っていました。
工藤 まさにそれはBESSの魅力。玄関、客間、子ども部屋が人数分、といった家を建てる時にとらわれる常識をとっぱらって、一番大切なことは何だろうと。だから最新の「ワンダーデバイス ギャング」では、「いっぺん、家を忘れよう。」から始めたんです。
田中 おー! 我々FITの開発とすごく似ています。スペックや数値だけを追いかけることをやめて、人の気持ち、心地よさを最優先に。
工藤 似ていますね! BESSは、広さ何㎡、収納何カ所、といったスペックよりも「日々がおもしろくなる家」を考え続けていますから。

田中 確かに私も家の購入時には、部屋数やスペックにこだわっちゃいました(笑)。でも大切なのは工藤さんの言う通り、日々どう暮らすか。クルマも同じです。技術競争を必死にすることが、本当にお客さまの幸せにつながっているんだろうか…そこから考え直した。そこが新型FITの原点です。
工藤 男性はスペック好きが多いですよね(笑)。女性はあまり気にしませんけど。
田中 確かに(苦笑)。

田中 小屋をセットにするという発想が最高。このサイズ感、妙に落ち着きます!

田中 BESSの家って、見ているだけで暮らし方を想像してワクワクしてきますね!

BESS工藤 BESSの家で人生が変わった、そんな価値が提供できたら幸せです。
FIT田中 新型FITを使う人々に「心地いいなぁ」そう日々感じてもらえたら…。
工藤 BESSは、人がやらないこと、BESSだからを探そう、という創業時からのチャレンジ精神が根本に。どこかHondaさんに近いのでは?
田中 Hondaもチャレンジから生まれた会社です。でも最近少し薄れたかな…(笑)。個人的には、暮らしを豊かにする身近な商品にチャレンジするのがHondaだと思っています。
工藤 物そのものの価値よりも、心の豊かさ! 家を買う時って背伸びして無理する人も多いんです。でも無理しないで身の丈にあった楽しめる家にして、浮いた予算を趣味や家族の時間に使う方が豊か。それがBESSの提案です。
田中 人生に豊かさを、という発想ですよね。

BESS工藤 シートをたたんだり、はね上げたり、いろいろな使い方を想定してあるんですね。女性の力でもラクにできます!
田中 「用の美」をコンセプトに、心地よさを考え抜きました。
工藤 BESSも心地よさは大切な価値。自分らしく、無理をしない、表裏もない、そんな自然体で暮らせる先に、心地よさがあるかと。
田中 まさに! 人の気持ちが最優先です。
工藤 FITを最初に見て、すごく安心感を覚えました。デザインをしすぎないように、でもこだわった感じで、すごく品がイイですね。

BESS工藤 ここにバッグが置ける! クルマってこういうものだから仕方ない、とあきらめていた個所が、次々と改善されていますね!
説明を受け・・・
工藤 FITの価値、わかった気がします! 気づかないような所まですごく考えて創られている。視界を広くとか、シートの座り心地とか。それってきっと乗っていくうちにオーナー自身で気づく。結果、強い愛着が生まれるんでしょうね!
田中 乗って感じて、愛着が生まれたら嬉しいですね。
工藤 愛着を持って暮らす。FITとBESSでは、扱っているものは違いますが、提供する価値はシンクロしますね。
田中 家もクルマも、使っていくうちにどんどん愛着がわいて、いつの間にかなくてはならない存在になる。これからは、そういうモノこそが求められるのでしょうね。
BESSの「日々がおもしろくなる家」

ワンダーデバイス ギャング(写真左)
BESS DOME(写真右)

G-LOG なつ(写真左)
倭様「程々の家」(写真右)
工藤美佳さん(くどう・みか)
BESS事業本部 ブランドマネージャー
クルマにはよく乗ります。2人の子どもの母として送り迎えで運転することも。
田中健樹(たなか・たけき)
(株)本田技術研究所 主任研究員
自宅はすでに建築済み。でもBESSを見てもう一度建てたくなりました(笑)