刈取り高さは、電源コードをつなぐ前に調節を
安全のため、電源をつなぐ前に刈取りの高さをレバーで調整しておきましょう。調整の際、確実に調整レバーが溝と噛み合っていることをご確認ください。芝地の条件により、刈取り高さは多少変化することがあります。また、使用中に音、におい、震動などで異常を感じたら、直ちにモーターを停止して電源コードを外し、お買い上げ販売店にお申し付けください。
芝刈りの目安は週1回、
定期的に行いましょう
30mmくらいの長さに保っておくのが理想ですので、芝刈りは定期的に行ってください。ただし、一度に刈る長さは、地表に見えている芝の3分の1程度に。
芝全体の長さの半分が茎で、半分が葉の部分に当たりますので半分まで刈ると色が茶色になり、芝枯れを引き起こすおそれがあります。手入れの時間がなく、長く生長し過ぎた場合は、数日に分けて少しずつ刈ってください。

芝刈りの高さを調節して
より美しく。
芝生の品種や季節による芝密度などの関係でグラスパには推奨の刈り高さがあります。
- :推奨の刈り高さ
- :芝の品種、密度などの条件によって作業可能
HRE370推奨刈り高さ
芝の種類 | 西洋芝 | 日本芝 | |
---|---|---|---|
作業段数 | 1段(18mm) | ▲ | ▲ |
2段(29mm) | 〇 | ▲ | |
3段(42mm) | 〇 | 〇 | |
4段(54mm) | 〇 | 〇 | |
5段(65mm) | 〇 | 〇 |
HRE330推奨刈り高さ
芝の種類 | 西洋芝 | 日本芝 | |
---|---|---|---|
作業段数 | 1段(25mm) | 〇 | 〇 |
2段(41mm) | 〇 | 〇 | |
3段(57mm) | 〇 | 〇 |
芝の豆知識
芝を深く刈る際、芝生の品種による根の違いで、芝刈機にかかる負荷が異なります。
西洋芝
生長が早いため、刈り込み回数が多い
代表品種
ブルーグラス、
フェスク、
ペントグラス、
ティフトン等

日本芝
地中に広がるほふくにより、
刈り込みに手間がかかる
代表品種
ノシバ、
コウライシバ、
ヒメコウライシバ等

芝刈りは、コンセントの
近くから遠くに向けて
芝刈りはコンセントに近い方から、遠くに向けて刈り進めてください。コンセントから離れているところから刈っていくと、本機が電源コードをまたいでしまうおそれがあり、コードの切断や刈刃の損傷につながります。複数回に分けて刈る場合、横方向の次は縦方向に刈るなど、方向やパターンを変えて刈っていくことでムラのない仕上がりになります。

長時間芝刈り作業をしていると、サーマルプロテクターが作動します
長時間作業を続けていると、自動的に停止することがありますが、これは故障ではありません。長時間の作業によりモーターに過度の負荷がかかると、サーマルプロテクターが作動し、自動的に停止するシステムになっているのです。モーターを30~60分程度休めれば再始動できます。
早く仕上げるコツは、
ゆっくり確実に
芝刈りを早く済ませようと一気に刈り進めるとムラの原因になりますので、ゆっくり、丁寧に刈るように心がけましょう。長く伸び過ぎた芝を一気に刈り込もうとすると、引き千切れてしまうので、何回かに分けてゆっくり刈り込むのがコツです。また、往復する際、刈った箇所を重ねて刈ることで刈り残しを防ぎ、グラスパの広い刈り幅と合わせて効率の良い芝刈りが行えます。
