ママドライバーの本音

Vol.6

運転のうまい人

「運転うまいね!」なんて言われたらうれしいですよね。でも人はどういうときに「この人、運転うまいな〜」「私って運転うまいな〜」と思うのでしょうか。そこで今回は「運転のうまい人」をテーマに皆さんの意見を聞いてみました。

運転のうまい人

もっと運転がうまくなりたいと思いますか?

もっと運転がうまくなりたいと思いますか?

はい ・・・ 80.2%

いいえ ・・・ 19.8%

「はい」の方のコメント

「はい」の方のコメント

8割のママが「もっと運転がうまくなりたい」と回答。 普段は問題ないけれど、幹線道路や山道などのイレギュラーな状況では苦手意識がぬぐえない、という方が多いようです。

  • 他人にブレーキが遅くて怖いと言われるので。(三重県・24歳)
  • 自分ひとりで運転しているときは問題ないのだけど、人を乗せるといつもどおりに運転が出来ない。(福岡県・34歳)
  • 3車線など交通量が多い道路での車線変更が苦手。そういう所へ行ければ、行動範囲も広がるのになぁ。(兵庫県・30歳)
  • 小心者なのでカーブなどが怖い。(愛知県・31歳)

「いいえ」の方のコメント

「いいえ」の方のコメント

一方「いいえ」と回答した方のコメントからは余裕が漂います。うらやましい!

  • 人を乗せるときに安心して乗ってもらえればいいなと思う程度です。(三重県・30歳)
  • 昔トラック関係の仕事をしていたので運転には少し自信があります。(千葉県・39歳)

「この人、運転が上手だなぁ」と思う時についても聞いてみました。

  • 狭い路地を電柱や樹木スレスレに走り抜けるバスの運転手の方や、山道をブレーキを上手に使ってそれなりのスピードで走れる人。(富山県・33歳)
  • 大型トラックの運転手さんが、細い路地や狭い駐車場にキッチリ止めているのはスゴイと思いますね。(東京都・47歳)
  • 信号での停車や右左折の時など、同乗者にGのかからない運転が出来る人。(愛知県・32歳)
  • 普段乗らない首都高をいとも簡単に乗りこなした友人には、同性ながらかっこいいと思ってしまいました。(福島県・27歳)
  • 周りの状況を判断して、どちらが止まるべきか即時に判断出来る人。(茨城県・21歳)
  • 相手の車に譲れるほど余裕のある人。(埼玉県・38歳)

やっぱり憧れるのは職業ドライバーの方々の超絶テクニック。運転技術が高いだけでなく、周りの人を気遣える感性の高い人が「運転のうまい人」と称されるのでしょう。

「うまい運転」になるには

人によっておいしいものが違うように、思い描く「うまい運転」も人それぞれ。大型トレーラーの運転手さんみたいなプロの味を目指したい方には物足りなくてごめんなさい、ここでは筆者の腕前の事情で家庭料理編のお話を。
「うまい」の好みが違っても、できるだけたくさんクルマを走らせて、まずは運転に慣れることが出発点になるのは同じです。経験を積むことで判断力が鍛えられ、より安全性も確保され、もっとうまくなれる余地が生まれるのですから。
慣れた次は意識的に運転してみることをお勧めします。たとえば車線の幅を意識して走ってみる。同乗者にも快適なブレーキングを心がけてみる。アクセルペダルの踏みかたによって力の出具合はどんな風に変わっていくのか感じてみる。いつもの運転にちょっと意識的になるというスパイスを加えるだけで、だんだんクルマや道との会話が上手になってくるはずです。
そして何より好きこそものの上手なれ。好きなクルマ、好きな景色を見つけて運転を楽しんでください。普段自分が使う道、自分が使うクルマで、大切なひとを乗せて安全に楽しくドライブができる。そんな家庭料理のような運転がおいしくなることで、日々の暮らしがもっと豊かになりますように。

竹井あきら

竹井あきら

自動車ライターで3児の母親。 自動車雑誌の編集記者を経てフリーランスの編集者・ライターに。自動車雑誌や女性誌、男性誌、Webサイトなどに寄稿。ママドライバーのお悩みや疑問をプロ視点で解決!

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