Vol.4
クルマは家に次ぐ大きな買い物。毎月のランニングコストも発生するので、クルマ家計の管理や節約に関心の高いママも多いのではないでしょうか。ところで夫婦のクルマ家計はどちらが握っている場合が多いのでしょうか?また、夫婦のクルマ家計にありがちな構図や対立とは?そんなことを今回は聞いてみました。
夫婦のクルマ家計は誰が握っている?(購入時/普段のカーライフ)
どちらも私 ・・・ 62.3%
どちらも夫 ・・・ 19.8%
購入時の家計だけ私 ・・・ 5.7%
普段のカーライフの家計だけ私 ・・・ 12.3%
やはり日々のガソリン代には最も関心が高いようですね。毎月の上限を決めている方も。
一方で「車は足と割り切って出費は気にしない」という方もいました。
上手な役割分担でパパにっこり♪ママ納得のクルマ家計!
クルマに対する思い入れは、パパとママでは差があるのが世の常。パパにとっては"趣味"や"週末の癒し"といった恋人のような存在でも、ママにとっては"子どものお迎え"や"買い物荷物の運搬"のための頼もしいツールでもあります。思いが違えばおカネのかけ方も違って当たり前。上手に役割分担することで、平和なカーライフを送りましょう。
例えば、気になるガソリン代や保険料なども、ママが密かに頑張れば意外と省エネできるもの。パパなら「ガソリン満タン!ついでに洗車も」なんて贅沢フルコースになりがちなところも、ママがセルフスタンドでこまめに少量ずつ入れれば安く済む上に燃費も良くなります(ガソリン30Lは約23kgの重さ!)。子どもの習い事を待っている間に給油と夕飯の買い物を済ませれば一石二鳥、一度車庫から出したクルマは有効活用したいものですね。毎年惰性で更新している保険だって、同じ条件で他社比較してみたら5,000円近く下がった!なんてこともあります。日々の運転も、急発進・急ブレーキなしの走りでさらに燃費が良くなります。
クルマ選びのシーンでも、日常のことを考えてママに便利な機能を重視し、パパにはカーナビやカーステ、インテリアなどでこだわりを見せてもらいましょう。クルマはパパの動く秘密基地。いつも仕事を頑張ってくれるパパのために、週末だけは節約のことは忘れて、パパに気持ち良く楽しく運転してもらいましょう!
元井朋子
編集ライター。家計やライフスタイルを顧みない夫のクルマ道に翻弄される、クルマが大好きな二児のママ。都内マンション住まいにはクルマは贅沢かなとも思うけど、ドライブで遊び疲れて座席で眠る子供の顔を見ると「クルマっていいな!」と思いとどまる日々。
「どちらも私」の方のコメント
「妻がクルマ家計のすべてを握っている」という場合が半数以上。車のことになるとコスト意識が吹っ飛んでしまう夫に手綱を締める妻、という構図が浮かび上がってきました。
「購入時の家計だけ私」の方のコメント
「普段のカーライフの家計だけ私」の方のコメント
「どちらも夫」の方のコメント
「夫の方が詳しいから」「夫が家計を管理しているから」という場合が多いようです。その場合でも相談しながら仲良く決めるという場合が多いようですね。
クルマ家計の節約の工夫についても聞いてみました。