自由研究

小麦粉こむぎこからガムをつくろう

小麦粉こむぎこをこねて、水であらうと、モチモチしたガムのようなものが取り出せるよ。
戦時中はおやつとして食べられていたらしい。このモチモチ感の正体は、いったい何だろう?
対象学年

モチモチ感の正体はグルテン

モチモチ感の正体はグルテン
小麦粉こむぎこは小麦の胚乳はいにゅうからできていて、約75%が炭水化物、約10%がたんぱくしつで、その他に水分や脂質ししつ、ミネラルなどがふくまれています。このたんぱくしつの主体(約85%)は粘性ねんせいのあるグリアジンと弾性だんせいのあるグルテニンで、水を加えてこねると、ねばりのあるグルテンがつくられます。
グルテンは網目構造あみめこうぞうになっていて、よくるほどこの網目あみめが細かくなり、弾性だんせい粘性ねんせいも強まります。これがガムのような食感を生み出した正体です。パンのモチモチ感のヒミツでもあります。
まとめかた
まとめてみよう
小麦粉こむぎこからガムをつくってみよう。つくり方やわかったことをまとめて、みんなに伝えよう。
監修かんしゅう

L-Kids Lab

就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。 web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/