自由研究

ロックキャンディーをつくろう

砂糖水をコップに入れておいたら、小さな結晶けっしょうがたくさんできていたよ。つぶをよく見るとグラニュー糖やザラメに似ている。グラニュー糖やザラメ、氷砂糖も砂糖の結晶けっしょうなのかな? 結晶けっしょうを観察してみよう。
対象学年

物質が安定した状態になろうとして結晶化けっしょうかが進む

物のとけやすさは温度と物質(溶質ようしつ)によって決まっています。この原理を利用して、沸点ふってんでこれ以上はとかすことができないギリギリの量まで砂糖をとかしておくと、その後温度が低下するにしたがって、とけていた物質(この場合は砂糖)の1つの分子が規則正しく安定した状態にくっつきます。これを結晶化けっしょうかといいます。この時、混入していた砂糖分子以外(不純物)はくっつくことができません。物質は安定した状態になろうとするため、先に溶液ようえきから分かれて出てきた砂糖や、とけ残った砂糖、それに容器のきずやほこりもかくになって、結晶化けっしょうかが進みます。砂糖液の中にいくつもかくになるものがあれば、1つの結晶けっしょうだけが成長するのではなく、分散されてあちこちで核を起点に結晶化けっしょうかが進みます。
まとめかた
まとめかた
砂糖の結晶けっしょうを成長させて氷砂糖を作り、わかったことをまとめよう。
監修かんしゅう

L-Kids Lab

就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。 web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/