自由研究
用意するもの
①UV-LEDレジン液
②アクリルえのぐ(青色・緑色)
③レジン用UV-LEDライト
④レジンクリーナーとコットン(皮ふや道具にレジン液がついてしまったときに使う)
⑤砂や小さな貝がらなどのかざり
⑥波形のシリコンモールド(型)
⑦はさみ
⑧クリアファイルの切れはし(えのぐのパレットとして使う)
⑨つまようじ
⑩ピンセット
⑪アルミホイル
⑫ゴム手袋(手を保護する)
※レジン用品は手芸店や通販サイト、100円ショップなどで購入できます。
※レジン液にはUV(紫外線)ライトでかたまるUVレジン液と、LEDライトでかたまるUV-LEDレジン液があります。今主流なのはUV-LEDレジン液で、より短い時間でかたまり、黄変せずきれいに仕上がるのでおすすめです。
作業中は窓をあけて換気しましょう。
レジン液が皮ふや衣服、家具などにつかないよう気をつけましょう。もし皮ふや道具についてしまったらレジンクリーナーでしっかり落としましょう。
つくるときはおうちの人に知らせてから始めましょう。終わったら後かたづけしましょう。
手順をよく読み、安全に注意しておこないましょう。小さい子は大人といっしょにおこないましょう。
つくり方
全部で5つの層をつくるよ。1層つくるごとにライトをあてて、かためていくよ。
1層目をつくろう
ゴム手袋をして、つくえにレジン液がつかないよう下に紙などをしいて作業しよう。
波形のシリコンモールド(型)に、レジン液を3分の1くらいの高さまで入れる。
すきまができないよう、かたむけて四角に液をいきわたらす。
大きな気泡があれば、つまようじでさして消す。こまかい気泡は海らしく見えるので、そのままでもいいよ。
ライトをあてて、かためる。UV-LEDレジン液なら1分くらい、UVレジン液なら3〜5分くらいあてよう。
光が目に入ったり、近くにおいてあるレジン液がかたまらないよう、アルミホイルでおおう。
かたまったら、2層目をつくろう
レジン液をうすくしき、かたむけて四角に液をいきわたらす。
はじっこに貝がらなどのかざりをおく。できあがりは下が表になるから、うらおもてのあるかざりは、うらがえして入れよう。
ライトをあてて、かためる。
※アルミホイルをかぶせてください。
かたまったら、3層目をつくろう
クリアファイルの切れはしに、レジン液とアクリルえのぐ(青色と緑色)を出す。
えのぐをほんの少しだけつまようじの先につけて、レジン液にまぜて色をつける。
海のふかいところは青色で表すよ。えのぐをまぜたレジン液をつまようじの先にとって、はじっこ(貝がらと反対がわ)にのせていく。
海のあさいところは緑色で表すよ。えのぐをまぜたレジン液をつまようじの先にとって、まんなかにのせていく。
色のさかい目をつまようじでまぜて、グラデーションにする。
ライトをあてて、かためる。
※アルミホイルをかぶせてください。
かたまったら、4層目をつくろう。
レジン液をうすくしき、かたむけて四角にいきわたらせる。
貝がらなどを入れたがわに砂を入れ、つまようじで整えてしきつめる。
ライトをあてて、かためる。
※アルミホイルをかぶせてください。
かたまったら、5層目をつくろう。
レジン液を上まで入れ、あふれ出ないよう、つまようじを使って四角にいきわたらせる。
ライトをあてて、かためる。かたまったらうら返して、もう一度あてる。
※アルミホイルをかぶせてください。
型からはずし、ベタつきがあれば、もう一度ライトをあてる。よけいな部分があれば、はさみで切り取ろう。
先生から一言
レジンの中には、砂や貝がらのほかにも、ビーズ、パール、ドライフラワー、押し花などを入れることができるよ。ラメやシェルパウダーを入れてキラキラさせてもかわいいよ。いろいろためして、オリジナルのレジンを作ってみよう。
監修
永川 絵里
一般社団法人日本ハンドメイド・アクセサリー協会 代表理事。兼、協会本部校レジンアクセサリー教室「ミミフルール」講師。
レジンアクセサリーのレッスンやプロのアクセサリー作家を養成するLEDレジンアクセサリー資格取得講座を開講。日本国内だけでなく海外からも学びに来る。また、数多くのプロアクセサリー作家を輩出し、レジンアクセサリー講師の育成や教室開業のサポートなどもおこなっている。
一般社団法人日本ハンドメイド・アクセサリー協会 公式ホームぺージ:
https://jhaa.jp/
協会本部校 ミミフルールアクセサリー教室:
https://mimifleur.net/