日なたに置いたペットボトルは、太陽の輻射熱によって温められます。輻射熱とは、太陽が出している「電磁波」が物に吸収されて出る熱のことです。
それぞれの素材がどれだけ電磁波を吸収しにくいか、さらに、ペットボトルにどれだけ厚くまかれているかによって、水の温度に差が出ました。ジュースをできるだけひえひえに保つには、「光を反射させるもの」「熱を伝えにくいもの(断熱性の高いもの)」でまくとよいのです。
市販の保冷バッグを見ると、表面のアルミシートで光を反射させ、内側の空気の層で熱を伝えにくくさせる二重構造をしていることがわかります。