自由研究
用意するもの
①ドライフラワー 3~4種類 ※1 ②麻ひも ③クリップ ④フローラルテープ ※2 ⑤花ばさみ ⑥クラフト用はさみ
※1 花の資材店や雑貨店、通販サイトなどで購入できます。
※2 フラワーアレンジメントなどに使うテープ。手芸店やホームセンターのほか、100円ショップでも販売されています。
はさみを使うときは、けがをしないように気をつけましょう。
小さい子は大人といっしょに行いましょう。
つくり方
10cmくらいにカットしたフローラルテープを、たて半分に切る。つくりたいブーケの数だけ用意しておこう。
ドライフラワーをつくりたいブーケの長さにカットする。少し長めにカットしておくといいよ。1つのブーケに使う分のドライフラワーをカットして、まとめておこう。
ドライフラワーをたばねていこう。まず、ブーケにしたときに1番奥になる、背の高いドライフラワーを指でつまむようにして持つ。
少し
低い
位置に、
別のドライフラワーを
合わせよう。
ドライフラワーを少しずつ低くして段差をつけてたばねると、壁にかけたときにブーケが正面を向いてきれいだよ。
横の位置に別のドライフラワーを合わせたよ。
さらに低い位置に別のドライフラワーを合わせたよ。ブーケの中心に向かってだんだん密になっていくようなイメージでたばねよう。
最後に、バランスを見ながら、すきまをうめるようなイメージで花や葉を足して形を整えよう。
つまんだ
指をはなさないように気をつけながら、
指の上の
位置でフローラルテープをまく。テープを1
回まいたらギュッとおさえてはりつけ、そのまま
何回かまきつけてから、あまったテープを手でちぎろう。
フローラルテープは軽く引っぱると、くっつくようになるよ。
長いくきをカットしよう。あまりそろえすぎず長さをバラバラにしたほうが、かざったときに見ばえがいいよ。
テープの部分で麻ひもをちょう結びにしよう。これでミニブーケの完成だよ。同じようにして、かざりたい数のブーケをつくろう。
麻ひもをかざりたい長さにカットして、ブーケの数だけクリップを通す。壁にかざりやすいように、麻ひもの両はしに結び目をつくっておくといいよ。
ドライフラワーをつくってみよう
ドライフラワーは
自分でつくることもできるよ。
庭に生えている
植物や
自分で
育てた花などを
使って、ドライフラワーをつくってみよう。
- ①好きな花や草を1本ずつ、または小分けにたばね、さかさまにして壁につり下げる。洗たくピンチハンガーに1~2本ずつつるしてもいいよ。
- ②直射日光があたらない風通しのよいところにかけて、かわかそう。1~2週間くらいつるしておくと、ドライフラワーができるよ。
※できあがりまでの期間は花の種類によってもちがうので、工作をするときは完全にかわいているのをたしかめてから使おう。
※せんぷうきやサーキュレーターがあれば風をあてておこう。エアコンの冷風があたる送風口の近くにつり下げてもいいよ。
先生から一言
ドライフラワーも生の花と同じように、季節の移り変わりがあるよ。四季を感じながら、その季節ならではのドライフラワーを楽しもう。自然の植物の色、形、香りのちがいがあることも観察しながら、スワッグづくりを楽しんでね。
やってみよう
- 夏休みに採取した草花や自分で育てた植物を使って、ドライフラワーをつくってみよう。
- ドライフラワーのミニブーケをフォトフレームなどにはりつけて、おしゃれな壁かざりをつくってみよう。レースやラッピングペーパーなどと組み合わせても楽しいよ。
監修
西 いずみ
ドライフラワーデザイナー。素材を活かしたオリジナルのドライフラワー作品の展示・販売や、ウェディングアイテムなどを手掛けるほか、花あしらいが楽しく学べるドライフラワー教室も開催。ドライフラワーを用いた店舗などの空間装飾も行っている。
URL:https://hanashizuku-flower.com