自由研究

万華鏡まんげきょうをつくろう

のぞくとキラキラ光ひかり、つぎつぎに形かたちや色いろを変かえる万華鏡まんげきょう。
世界せかいチャンピオンの万華鏡作家まんげきょうさっか・山見浩司やまみこうじさんに、
かざってもすてきな「円盤形えんばんけいオブジェクトの万華鏡まんげきょう」のつくり方かたを教おしえてもらおう。
対象学年
こうさく
万華鏡をつくろう

用意するもの

用意するもの
①カッターマット ②ラッピングペーパー(A4サイズくらい) ③デザインボード(黒くろのつや消けし、厚あつさ1mm、A4サイズくらい) ④透明とうめいの下じき(A4サイズ1枚まい) ⑤画用紙がようし ⑥塩えんビ製せいミラー(A4サイズくらい)※1 ⑦セロハンテープ ⑧両面りょうめんテープ(幅はばが1.5cmのもの) ⑨両面りょうめんテープ(幅はばが5mmのもの) ⑩接着剤せっちゃくざい(多用途たようとタイプで透明とうめいのもの) ⑪つまようじ ⑫アイロンビーズ 2個こ ※2 ⑬くぎ(太ふとさ2mm、長ながさ3.5~4cm) ⑭画がびょう ⑮コンパス ⑯はさみ ⑰カッター ⑱シャープペンシル ⑲水性すいせいペン ⑳キリ ㉑じょうぎ(はしから目もりがついている、15cmくらいの短みじかめのもの。できれば金属製きんぞくせい) ㉒じょうぎ(30cmくらいの金属製きんぞくせいのもの) ㉓プラスチックビーズなどのかざり
※1 通販つうはんサイトや大型おおがたホームセンターなどで購入こうにゅうできます。
※2 手芸店しゅげいてんやおもちゃ屋や、100円ショップなどで購入こうにゅうできます。
小さい子は大人といっしょにつくりましょう。
カッターやキリ、はさみを使つかうときは、けがをしないよう気をつけましょう。
サイズを正確せいかくにはかってつくらないと、うまく組くみ立てられないことがあるので気をつけましょう。

つくり方

万華鏡まんげきょうのボディーをつくろう

デザインボードをたて20cm×よこ12.8cmの大きさに切きり、図ずのように、右はしから順じゅんに2.4cm、3.9cm、4cm、2.5cmの幅はばになるようにカッターで折おりスジを入れて折おり線せんをつくる。
まず右はしから2.4cmのところをはかり、カッターナイフで折おりスジをつけよう。大小のじょうぎを組くみ合あわせて位置いちをはかるとやりやすいよ。
POINT
折おりスジをつけたら曲まげてみよう。直角ちょっかくくらいに曲まがるまで、何度なんどかにわけてスジを入れるといいよ。下まで切きりこんでしまわないよう気をつけよう。
ほかの折おり線せんのところにも、同おなじように折おりスジをつける。

折おりスジを入れた幅はば2.4cmの部分ぶぶんに、1.5cm幅はばの両面りょうめんテープをはる。テープをはる面めんをまちがえると、組くみ立てたときに形かたちがゆがんでしまうので注意ちゅういしよう。

両面りょうめんテープのはくり紙しをはがし、ボードが三角形さんかくけいになるように組くみ立ててはり合あわせる。これでボディーの完成かんせいだよ。
ミラーを組くみ立てよう

はじめに、塩えんビ製せいミラーのうらおもてをたしかめておこう。つまようじやシャープペンシルなど先のとがったものを立てて、ミラーにうつったものとピッタリくっついて見える方ほうがおもて面めん、少すこしはなれて見えるのがうら面めんだよ。
【おもて面めん】
ミラーにはっきりとうつり、ピッタリくっついて見える
【うら面めん】
少すこしはなれて見える

塩えんビ製せいミラーと透明とうめい下じきを、カッターナイフでそれぞれ図ずのサイズどおりに切きる。

ミラーと下じきをはり合あわせる。まず、カットした3枚まいの透明とうめい下じきの中央ちゅうおうに、5mm幅はばの両面りょうめんテープをはろう。
両面りょうめんテープのはくり紙しをはがし、ミラーのうら面めんにはる。サイズのちがう2枚まい(幅はば3.3cmの下じきと幅はば3.15cmのミラー)をはるときは、下じきが1.5mmはみ出るようにしてはり合あわせる。ミラーのうら面めんに保護ほごシートがはってある場合ばあいは、はがしてからはろう。

ミラーのおもて面めんの保護ほごシートをはがし、ミラーにさわらないように注意ちゅういしながら、三角形さんかくけいに組くみ立てよう。ミラー面めんを内側うちがわにして、幅はばの広ひろいミラー2枚まいの段差だんさがない方ほう(下じきとピッタリそろえた方ほう)の辺へんを合あわせ、二等辺三角形にとうへんさんかくけいの頂点ちょうてんにする。
三角形さんかくけいの底辺ていへんになるように、幅はばのせまいミラーを組くみ合あわせる。ミラー面めんを内側うちがわにして、両方りょうほうの段差だんさではさみこむようにして固定こていしよう。
すき間まが空いたりずれたりしないように気をつけながら、ミラーどうしをセロハンテープでとめる。
POINT
ミラーの三角形さんかくけいができたら、正しく組くみ立てられたかをたしかめてみよう。ミラーのはしに、写真しゃしんのようにななめにじょうぎをあて、反対側はんたいがわからのぞいてみよう。正しく組くまれていれば、きれいな星ほしの形かたちが見えるよ。
ボディーとミラーを組くみ合あわせよう

ボディーの中に組くみ立てたミラーを入れる。
POINT
ミラーがゆるくて中で動うごいてしまう場合ばあいは、ミラーにセロハンテープをまいて厚あつさを調整ちょうせいするといいよ。

ボディーの口の内側うちがわのサイズをはかる。

STEP2ではかったとおりに透明とうめい下じきにペンで印しるしをつけて、同おなじサイズの三角形さんかくけいを2枚まい切きりとる。これがボディーのふたになるよ。

ボディーにふたをはめこみ、接着剤せっちゃくざいをつまようじにとって、ふちにそってぬっていこう。反対側はんたいがわの口にも同おなじようにしてふたをつけ、接着剤せっちゃくざいがかわくまでしばらく待まつ。
POINT
ミラーの厚あつさをはみ出すほど接着剤せっちゃくざいをつけてしまうと、万華鏡まんげきょうの見え方かたに影響えいきょうしてしまうので気をつけよう。

ラッピングペーパーを20cm×13cmのサイズにカットし、図ずのとおりに5mm幅はばの両面りょうめんテープをはる。
片方かたほうの両面りょうめんテープのはくり紙しをはがし、写真しゃしんのようにボディーの底そこにはろう。ラッピングペーパーを引ひっぱるようにしてボディーにまきつけ、最後さいごに残のこった方ほうの両面りょうめんテープのはくり紙しをはがしてはり合あわせる。

デザインボードを12cm×3cmのサイズにカットし、図ずの赤い点線てんせん部分ぶぶんを切きり落おとす。中央ちゅうおうの折おり線せんの位置いちにはカッターで折おりスジをつけよう。
ラッピングペーパーを同おなじ大きさにカットし、ボードにはる。ボードの折おり線せんに合あわせてラッピングペーパーにも切きりこみを入れ、折おり曲まげておこう。これが万華鏡まんげきょうの脚あしになるよ。

本体ほんたいのはしから5mmくらいの位置いちに両面りょうめんテープをはり、脚あしをかぶせてはりつける。辺へんの短みじかい方ほうがのぞき口側がわになるように取とりつけよう。
オブジェクトをつくろう

画用紙がようしにコンパスで半径はんけい4cmの円をかき、はさみで切きって型紙かたがみをつくる。型紙かたがみを透明とうめい下じきにのせてペンで印しるしをつけ、まるく切きり取とろう。

切きり取とった下じきに型紙かたがみをかさね、円の中心ちゅうしんに画がびょうで印しるしをつける。その場所ばしょにキリであなを開あけ、くぎがスムーズにとおるくらいの大きさにしよう。これがオブジェクトの円形えんけいベースになるよ。

円形えんけいベースに接着剤せっちゃくざいをつけて、プラスチックビーズなどをはりつけよう。

円形えんけいベースのうら側がわからくぎをさし、アイロンビーズを2個ことおす。本体ほんたいと脚あしのすきまにくぎをさしこんで、オブジェクトを取とりつけよう。

できあがり!
オブジェクトを回まわしながら反対側はんたいがわからのぞいてみよう。どんな映像えいぞうが見えるかな?
先生から一言
ビーズなどをはるときはあまりキレイにならべすぎず、大きさや形かたちをバラバラにしたほうがおもしろいよ。いろいろな色いろ・大きさのものを直感ちょっかんでならべて、万華鏡まんげきょうになったときのもようを楽たのしもう。
やってみよう
  • ボタンやおはじき、スパンコールなど、身近みぢかにあるもので万華鏡まんげきょうをつくってみよう。
  • 海うみでひろった小さな貝がらやシーグラス、山でひろった木の実みや葉はっぱなどを使つかって、“夏なつ休みの思おもい出”の万華鏡まんげきょうをつくってみよう。
監修かんしゅう
監修

山見やまみ 浩司こうじ

万華鏡作家。制作活動のほか国内でもいち早く万華鏡教室を開催し、数多くのプロ万華鏡作家を生み出している。万華鏡世界大会では最優秀作品賞を6回受賞。ドラマのタイトルバック制作やテレビ講座などの活動も行い、万華鏡アートの魅力を広く伝えている。著書に『手作り万華鏡入門』(誠文堂新光社)など。 URL:https://yamami-co.com