自由研究
用意するもの
たたき染め・こすり染めに使うもの
・葉や花
・布(白や生成りの綿の布がおすすめ)
・クッキングシート
・新聞紙
・ハンマー
・たたくための台(厚めの板など)
・クレヨンやペン
旗竿・三脚づくりに使うもの
・旗竿に使う枝
・横棒に使う枝 2本
・三脚に使う枝 3本
・軍手
・麻ひも
・はさみ
植物は、採取してもよい場所で集めましょう。
植物で肌がかゆくなったり、かぶれたりすることがあります。肌が弱い人は使い捨て手袋を使い、作業後は手を洗いましょう。
ハンマーや枝を使うときは、手や指をけがしないように注意しましょう。
三脚や旗竿は安定させ、風の強い日は立てないようにしましょう。
小さい子は大人といっしょに作業しましょう。
つくり方
使えそうな葉や花を集めよう。やわらかくて水分の多い葉は、色が出やすいよ。
集められないときは、おうちにある植物や、あまった野菜の葉、お店で買った切り花でためしてみよう。新鮮なものを使おう。
たたくための台を用意しよう。平たくてかたい、厚めの板があるといいよ。
植物の色でよごれないよう、新聞紙などをしこう。
旗に使う布を用意しよう。白や生成りの綿の布がおすすめだよ。使う前に洗って糊などを落としておこう。おためし用の布も用意しよう。
布の上に葉や花を平らに置こう。
葉は裏側を布にあてると、葉脈まできれいに出やすいよ。花は表と裏で、色がきれいに出る面をためしてみよう。
葉や花がずれたり、道具がよごれたりしないよう、クッキングシートを上にかぶせよう。
ハンマーで上からたたこう。
※夢中になると、植物の近くに置いた手や指を、ハンマーでたたいてしまうことがあります。たたく前に、手や指が近くにないか、かならず確認しましょう。
たたくかわりに、かたいもので上からこすってもいいよ。
色がうつったか確かめてみよう。色がうすければ、もっとたたいたり、こすったりしてみよう。
かわいたら、クレヨンやペンで基地の名前やシンボルマークをかこう。
旗竿と三脚をつくって旗を立てよう
旗竿と三脚に使う枝を用意しよう。長い枝がなければ、園芸用の支柱などを使ってもいいよ。
※拾った枝を使うときは、先がとがってないか、表面がささくれていないか確認しましょう。手をけがしないように、軍手をして作業しましょう。枝は振り回さないようにしましょう。
はじめに、三脚をつくろう。枝3本をたばねて、上のほうを麻ひもで数回巻いてむすぼう。きつくしめすぎないようにしよう。
つぎに、旗竿を組み立てるよ。まず、横棒の重心(重さのバランスがとれるところ)を探そう。横棒の両はじをそれぞれ人差し指にのせ、指をゆっくり真ん中によせていこう。
枝がかたむかずに指が合わさったところが重心だよ。
旗竿に横棒の重心を重ね、麻ひもで十字にむすぼう。
旗の布を2本の横棒ではさみ、両はじを麻ひもでむすぼう。2本目の横棒も、重心を旗竿に合わせよう。
布が落ちそうなら、麻ひもに布を巻きこむようにしてむすぼう。
旗を三脚に立てよう。三脚をささえる人、旗を立てる人に分かれてやるといいよ。三脚がぐらつくようなら、麻ひもを巻き足したり、足元に石や荷物を置いたりして安定させよう。
※風の強い日は無理に立てないようにしましょう。
やってみよう
- ・草花がきれいに染まるか、若葉と成長した葉で色の出方は変わるか、比べてみよう。
- ・綿、麻、シルク、ウールなど、布の素材を変えて比べてみよう。
- ・無調整豆乳やミョウバン水にひたしてかわかした布を使うと、色のつき方や持ちが変わることがあるよ。何もしない布と比べてみよう。
- ・和紙などの紙に色をうつすこともできるよ。たたき染めで、しおりをつくってみよう。
なぜ色がうつるの?
植物の細胞がこわれて、色素が布にうつる
葉や花をたたいたり、こすったりすると、細胞がこわれ、中にある色素が出て布にうつります。葉の緑色は主にクロロフィル、花の赤色や紫色はアントシアニン、黄色やオレンジ色はカロテノイドなどの色素によるものです。色素の中には、日光で分解されたり、水で流れ出したりしやすいものもあり、布にうつった色は時間がたつとうすくなることがあります。
たたき染め・こすり染めは、植物の色を「写し取る」感覚を楽しめるのが魅力です。葉や花によって、きれいに色が出たり、ほとんど色が出なかったり、見た目と違う色が出たりと、発見の連続です。どんな条件で色がよく出るのか、調べてみてもおもしろいですね。調べるときは、植物の種類、布の素材、下処理の有無など、1つだけ条件を変え、結果を記録してみましょう。
草花は、自然から分けてもらった大切な材料です。使い終わった草花は、持ち帰って片付けましょう。おうちの庭やコンポストなど、土に返してよい場所があれば、そこで土に返すのもいいですね。
監修
L-Kids Lab
就学前から中学生を対象とした子どものための科学体感教室です。
お子様の知的好奇心を刺激する、ワクドキいっぱいのしかけをちりばめた科学遊びをご用意しています。遊びの中で気づいたり、考えたり、工夫したり、表現したり、そして科学が日常の身近につながる機会になるよう、お子様ごとにプラスαの声かけをしながら一緒に科学遊びを楽しんでいます。
教室は、東京都文京区にあります。泊まりでの自然教室は長野県を中心に行っています。
web site:http://www1.tcn-catv.ne.jp/l-kidslab/