自由研究

り子のランプをつくろう

かたかみをぺたぺたって、かわいたらかたをぬく「り子」とよばれる伝統的でんとうてき技法ぎほう使つかって
ランプシェードをつくってみよう。アイデア次第しだいでいろんなかたちをつくれるよ。
絵画工作教室かいがこうさくきょうしつ アトリエワンダの戸根とね 宏子ひろこ先生に、つくりかたやコツをおし えてもらおう。
対象学年
こうさく
張り子のランプをつくろう

用意するもの

用意するもの
和紙わし(白い和紙わしや色つきの和紙わし) 
細長ほそながった画用紙がようし風船ふうせん固定こていするだい使つかう) 
ふで 
④水入れ 
木工用もっこうようボンド(のりでもいいけど、ボンドのほうがかたくて丈夫じょうぶ になるのでおすすめ) 
風船ふうせんかた使つかう) 
⑦LEDライト
作業台さぎょうだいがよごれないよう、新聞紙しんぶんしやぞうきんもあると便利べんりです。
あかりはワットすうの小さなLEDライトやLED電球でんきゅう使つかいましょう。ランプシェードから十分じゅうぶん距離きょりはなして使つかいましょう。
つくるときはおうちの人にらせてからはじめましょう。わったらあとかたづけしましょう。
手順てじゅんをよくみ、安全あんぜん注意ちゅういしておこないましょう。小さい子は大人といっしょにおこないましょう。

つくり方

画用紙がようしでわっかをつくり、ふくらませた風船ふうせんく。
POINT
まるくつくりたいときは、風船ふうせんを小さめにふくらまそう。

ボンドと水を1たい2くらいでまぜて、ボンドえきをつくる。
POINT
ボンドのりょうおおいとかために、すくないとやわらかい風合ふうあいになるので、おこのみで調整ちょうせいしよう。

細長ほそながくちぎった和紙わしにボンドえきをぬって、放射線状ほうしゃせんじょうにはり、風船ふうせんだい固定こていする。

強度きょうどたかめるために、さらにおなじようにはっていく。和紙わしがういたりしても大丈夫だいじょうぶ

はりおわったら、上からボンドえきをぬってなじませる。こうすることで、あとでかわいたときに、かたくなって丈夫じょうぶになるよ。シワもいい風合ふうあいになるから気にせずに。

うすいかな?と思うところに、ちぎった和紙わしをはっていく。
POINT
かみが2まいくらいかさなっていればOK。かさねるほど丈夫じょうぶになるけど、ひかりがすけにくくなるので、おこのみで。

はりおわったら、上からボンドえきをぬってなじませる。基本きほんかたちができあがり。

あとは、すきないろ和紙わしを、すきな大きさにちぎって、はっていくだけ。
POINT
下に白い和紙わしをしっかりはっているから、びっちりはらなくてもいいよ。和紙わしいろかさなりかたによって、ライトをつけたときに、すけて見えるひかり雰囲気ふんいきがかわってたのしいよ。

ととのえたい場合ばあいは、上からボンドえきをぬってなじませる。ぼさぼさなままでも、いい風合ふうあいになるので、おこのみで。

時間じかんをおいて、かわいたら風船ふうせんをわってり出し、あかりをセットする。コードがある場合ばあいそこりこみを入れるといいよ。

できあがり!
先生から一言
基本きほんかたちができたら、アレンジは無限大むげんだい。いろいろなものをつくってみよう。家族かぞくみんなでつくって、ひかりかたのちがいをたのしむのもおすすめ。かたちがいびつだったり、いろかさなりにムラがあったりするほうが、ライトをつけたときに雰囲気ふんいきが出るよ。
やってみよう
惑星わくせいをつくったり、水玉もようにしたり、六角形ろっかくけいをはってサッカーボールにしたり、2つかさねてゆきだるまをつくったり……すきなものをつくってみよう!
細長ほそながく切った画用紙がようしをたくさん使って、風船ふうせん全体ぜんたい放射線状ほうしゃせんじょうにおおうことで、だるまのかたちのランプなどもつくれるよ。
監修かんしゅう
監修

戸根とね 宏子ひろこ

広尾にある絵画工作教室アトリエワンダ主宰。「楽しく学べる」をコンセプトに、ひとりひとり丁寧に指導。こども向けクラスにおいては、個性と自主性を大切にした作品作りをサポート。驚きや感動にあふれた場を提供している。
https://atelier-wanda.com/