自由研究

クリームソーダキャンドルをつくろう

なつになるとみたくなるクリームソーダ。
ぷるぷるのジェルワックスを使つかって、そっくりなキャンドルをつくってみよう!
すきないろかおりをつけてたのしめるよ。
キャンドルアーティストのMIKI TANAKAさんに、かわいくつくるコツをおしえてもらおう。
対象学年
こうさく
クリームソーダキャンドルをつくろう

用意するもの

材料ざいりょう(200mlグラスよう
用意するもの
①グラス(耐熱性たいねつせいだとなおよい) 
②ジェルワックス 120g(氷用こおりよう 40g、ドリンクよう 80g) 
③パラフィンワックス または ぶつだんようろうそく 130g(アイスクリームよう 60g、チェリーよう 40g、チョコレートよう 30g) 
いろのもと(ドリンクのいろはとうめいかん大切たいせつなのでキャンドル専用 せんよう顔料がんりょうまたは染料せんりょう がおすすめ。アイスクリーム、チェリー、チョコレートのいろはクレヨンなどを使つかってもOK) 
⑤キャンドル用芯ようしん 1本、座金ざがね 1 
⑥アロマオイル(おこのみで) 
⑦ペーパーストロー(かざりつけに使つかう)
※キャンドル用品ようひんはキャンドル材料店ざいりょうてん通販つうはんサイトなどで購入こうにゅうできます。

道具どうぐ
道具
①IH調理器ちょうりき 
片手鍋かたてなべ(キャンドル専用せんようにする) 
③はかり 
④わりばし(座金ざがね固定こていするときに使つかう) 
⑤スプーン(かきまぜるときに使つかう。ねつつよいものがよい。キャンドル専用せんようにする) 
⑥竹ぐし 1本 
⑦アイスクリームディッシャー(キャンドル専用せんよう にする) 
⑧ペンチ(座金ざがね固定こていするときに使つかう) 
⑨はさみ 
⑩クッキングシート(テーブルを保護ほごするために使つかう) 
温度計おんどけい(あると便利べんり。キャンドル専用せんようにする) 
⑫アルミホイル、クッキーがた、アクリル(チョコレートのかざりをつくるときに使つかう)
※やけど防止ぼうしのため軍手ぐんてがあるとなおよい。
ワックスなどをとかすときは大人に手伝てつだってもらいましょう。
ロウはちにくいので、とかしたワックスにふれる道具どうぐ調理用ちょうりようとは兼用けんようせず、キャンドル専用せんようにしましょう。
ワックスをとかすときは温度計おんどけい使つかうか、8わりがたとけたところでIH調理器ちょうりきからはなして、余熱よねつでとかすようにしましょう。100以上いじょうになると変色へんしょく異臭いしゅう原因げんいんになります。加熱かねつしすぎると発火はっかのおそれもありますので注意ちゅうい しましょう。
なべ直接ちょくせつ火にかけると発火はっかするおそれがあり大変たいへん危険きけんです。必ずIH調理器ちょうりきやホットプレートを使つかいましょう。
つくるときはおうちの人に知らせてからはじめましょう。わったら後かたづけしましょう。
手順てじゅんをよく読み、安全あんぜん注意ちゅういしておこないましょう。小さい子は大人といっしょにおこないましょう。

つくり方

ドリンクのつくり方

ジェルワックス120gを氷用こおりよう(40g)とドリンクよう(80g)に分ける。

氷用こおりようのジェルワックスをはさみでやく1cmかくる。

ドリンクようのジェルワックスは手でこまかくちぎって(またははさみでこまかくって)、片手鍋かたてなべに入れる。IH調理器ちょうりきでゆっくりとかす。

とかしているあいだに、キャンドル用芯ようしん座金ざがねをペンチで固定こていし、わりばしにはさんで、グラスに設置せっちする。
POINT
キャンドル用芯ようしんをピンと立たせたい場合ばあいは、とかしたパラフィンワックスにひたしてまっすぐにするといいよ。

氷用こおりようジェルワックスをグラスの半分はんぶんくらい入れる。あとでドリンクをそそいでかたまったとき、こおりがごろごろ入っているように見えるよ。

ドリンクようジェルワックスがとけたら、いろのもとと、おこのみでアロマオイルなどの香料こうりょうを入れて、グラスにそそぐ。半分はんぶんくらいそそいだところで、のこりの氷用こおりようジェルワックスをいれ、のこりのドリンクようジェルワックスをそそぐ。
POINT
ドリンクのいろづけはキャンドル専用せんよう顔料がんりょう染料せんりょう使つかうと、にごりづらく、とうめいかんが出やすいよ。いろのつきかたを見ながら、すこしずつ入れよう。

かたまるまえにストローをさす。上にアイスクリームをのせるから、はじっこのほうにさそう。

アイスクリームのつくり方

パラフィンワックス(または ぶつだんようろうそく)60gをIH調理器ちょうりきでゆっくりとかす。

とけたら、すきないろをつける。

しばらく常温じょうおんき、表面ひょうめんにまくができたら、スプーンやわりばしでかきまぜて、水分すいぶんがなくなったらアイスクリームディッシャーにつめ、クッキングシートの上にしつけてはずす。

やわらかいうちにしんをとおすあなを竹ぐしであけておく。
POINT
グラスにさしたキャンドル用芯ようしん位置いちわせてあなをあけよう。

キャンドル用芯ようしんをとおして、ドリンクの上にのせる。

チェリーのつくり方

パラフィンワックス(または ぶつだんようろうそく)40gをIH調理器ちょうりきでゆっくりとかす。

いめに赤いいろをつける。このとき、キャンドル用芯ようしんを入れて一緒に赤くそめ、取り出しておこう。
POINT
ぶつだんようろうそくを使つかった場合ばあいは、のこったしん使つかおう。

しばらく常温じょうおんき、表面ひょうめんにまくができたら、スプーンやわりばしでよくまぜる。

水分すいぶんがなくなったら、少量しょうりょうを手にとりまるめる。あついので大人に手伝てつだってもらおう。

やわらかいうちに竹ぐしであなをあける。キャンドル用芯ようしん先端せんたんにむすび目をつくり、あなにとおす。
POINT
のこったワックスえきに赤いろのもとを入れてくして、90くらいにあたたためたえきにチェリーを1びょうほどくぐらす作業さぎょう何度なんどかくりかえすと、よりツヤツヤない赤になるよ。ながけるととけてしまうので注意ちゅうい

トッピングする。
これだけでもかわいいけど、さらにトッピングしたい人は、チョコレートふうかざりもつくってみよう!

チョコレートのつくりかた

パラフィンワックス(または ぶつだんようろうそく)30gをとかして、すきないろをつける。

とかしているあいだに、アルミホイルのはしをおり、おった部分ぶぶんを立てて、やく6.5cm×8cmのうつわをつくる。

アルミホイルの中にとかしたワックスをそそぐ。立てた部分ぶぶんがたおれないように注意ちゅうい

しばらくいて、かたまってきたらクッキーがたでぬく。
POINT
四辺しへん外側そとがわから3mmくらいのところにとうめいかんが出てきて、すじのように見えてきたら、ちょうどいいかたさになった合図あいず

竹ぐしを使つかって、アクリルですきな文字をかく。

トッピングして、できあがり!
なべなどにのこったワックスは、もう一度いちどあたためてティッシュペーパーなどでふいててましょう。シンクにながすと排水溝はいすいこうのつまりの原因げんいんになります。
※キャンドルに火をつけるときは大人といっしょにおこないましょう。ストローは火をつけるまえにはずしましょう。
先生から一言
ジェルワックスは、いろのもとをすくなめに入れると、とうめいかんが出てきれいにできるよ。いろづけなどで失敗しっぱいしたら、もう一度いちどとかしなおせるのがキャンドルづくりのいいところ。あついものをあつかうので、軍手ぐんてをしたり、大人といっしょに安全あんぜんにたのしくつくってね。
やってみよう
やってみよう
  • いろいろないろでつくってみよう!
  • ジェルワックスがとけたところでラメを入れて、キラキラドリンクに!
  • ドリンクのいろを2そうにしたり、アイスクリームを2しょく使つかってマーブルカラーにしてもかわいいよ。
  • 2~3人でいっしょにつくると、個性こせいが出てさらにたのしい!
  • のこったワックスは、もう一度いちどとかしてしんを立てたカップなどにそそいで、キャンドルとして使つかえるよ。
監修かんしゅう
監修

MIKI TANAKA

キャンドルアーティスト。「何気ない日常を、少しだけ上質に」をコンセプトに、オリジナルキャンドルやオーダーキャンドルの制作、キャンドルやワックスアートのレッスン主宰、イベント・展示会への出展などを行っている。
https://mikitanakacandles.jimdofree.com/