知っておきたい
最近のSA・PAのトレンドやママ視点での活用法を抑えておこう。
更新日:2019.11.7
写真:ネオパーサ浜松(下り)
小さなお子さんのいるママにとってクルマの旅の長所は、気疲れすることなく急な予定変更にも強いこと。 もう一つのメリットは高速道路のSA・PAの存在では? 授乳室や調乳用温水器などのベビー設備、リフレッシュできる広場や遊具、わいわい食べられるフードコートなど、子連れファミリーが楽しく過ごせる条件が揃っています。建物内がすべて禁煙なのも安心。
写真:北海道子どもの国
高速道路の旅をもっと楽しむならハイウェイオアシスにも注目。
ハイウェイオアシスとは、SAやPAと直結した公園やレクリエーション施設のこと。テーマパークやキャンプ場、道の駅と直結しているところも。高速道路を降りずに利用できます。
写真:パサール幕張(下り)
単なる休憩所ではなく「旅の目的地」にしてもらおうという動きが盛んで、デパ地下のようにテナントがたくさん入ったSA・PAが続々リニューアルオープン。フードコートには人気店が立ち並び、手土産にぴったりの有名スイーツ店、アパレルショップが出店するSA・PAも。子連れでは足が遠のきがちなデパートや銘店の味も気軽に楽しむことができる。
上記のような大規模SA・PAは、「パサール」「エクスパーサ」「パヴァリエ」などのブランド名を冠し、全国に展開されています。また、中小規模でも個性のあるSA・PAを「ドラマチックエリア」「モテナス」など独自のコンセプトで打ち出し、熱い盛り上がりを見せているところも。
テーマパーク型のSA・PAも出現。たとえば「寄居PA(関越道・上り)」は『星の王子さま』の世界観を表現した幻想的な空間。2013年末には『鬼平犯科帳』をテーマにした江戸風の「パサール羽生(東北道・上り)」もオープン。
写真:三木SA(上り)
地域と密着したSA・PAはご当地グルメの宝庫。老舗の銘店の味から流行りのB級グルメまで。野菜やくだものの産地直売も人気。ココでしか買えない限定品も。グルメ関連の楽しいイベントやフェアも頻繁に開催されているので、事前に公式サイトでチェックしてみましょう。
写真:パサール幕張(下り)
授乳期なら数時間おきに止まれるよう、授乳室や調乳用温水器などの有無を予め調べておきましょう。ベビー関連設備のリストは公式サイトも参考に。その他、キッズトイレや子どもたちがリフレッシュできるスペースを備えたSA・PAもあるので調べてみましょう。
SA・PAのお楽しみといえばB級グルメ。でもそれだけじゃありません。今では各地でグルメコンテストが開催されるほど、SA・PAの食は注目を集め、進化し続けています。地域の食材を活かしたオリジナルメニューを味わうことは、旅の思い出にもなります。帰宅後のご飯用にご当地食品を買って帰るのもおすすめ。
写真:刈谷ハイウェイオアシス
温泉や入浴施設のあるSA・PA・ハイウェイオアシスもあります。子どもの入浴を済ませられると帰宅後がラク。渋滞にはまるぐらいならゆっくり滞在して、すいてきた頃に出発するのも手。
手軽な旅の思い出づくりに
写真:那須高原SA(上り)
SA・PA・ハイウェイオアシスには、高速道路を降りずにご当地気分を満喫できるスポットがたくさんあります。また、親子向けイベントを開催したり、ベビーコーナーを季節の飾りや香りでリラックスできるよう演出したり、独自の工夫を凝らすSA・PAも多く、型通りでない心のこもったおもてなしに触れられる魅力も。
本格的な旅ができないような時も、手軽なお出かけスポットとしてぜひ活用したいですね。
※2019年11月の情報です。情報は変わることもありますので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。