
写真提供:都倉昭彦
写真提供:都倉昭彦
画像提供:荒木健太郎
写真提供:都倉昭彦
写真提供:都倉昭彦
写真提供:都倉昭彦
放射冷却によって気温が下がり発生する霧。
冷たい水面上に温かく湿った空気が移流して冷やされてできる「移流霧」の一つ。
温かい水面上に冷たい空気が流れ、水面から蒸気が蒸発して発生する霧。おふろの湯気と同じ仕組み。「川霧」や「湖霧」などがある。
湿った空気が風で山の斜面にふき上がり、高度が上がることで冷えて発生する霧。
写真提供:荒木健太郎
こんな時が雲海チャンス!
天気予報を見て、前日に「濃霧注意報」が発表されていたら雲海に出会えるチャンス! 翌日の早朝に山などの高いところに行ってみよう。霧は太陽の熱で消えてしまうから、日の出から数時間以内をねらおう。
「濃霧注意報」に加えて、きれいな雲海に出会えるかを予測する方法があるよ。深夜から早朝にかけて「晴れ」「ほぼ無風(風速2m/s以下が目安)」の予報が出ている日の早朝は放射霧が発生しやすい。雨上がりで湿度が高いとなお良いよ。気象庁の「地域時系列予報」などでチェックしよう。
画像提供:気象庁ホームページ
「ひまわり8号リアルタイムWeb」やスマホアプリ「ひまわりリアルタイム」では、衛星が撮影した雲の画像をほぼリアルタイムで見ることができる。これを活用して雲海の出現を予測してみよう!
画像提供:情報通信研究機構(NICT)
図の北日本太平洋側に発生しているような「すき間のない雲」は、下のほうで地形にそって張りついていることが多いので、近くの山などから雲海が見られる可能性が高い。夜は可視画像(目で見たのと同じように雲を見られる衛星の画像)は見られないので、日中にチェックして当日や翌日早朝に見に行こう。
雲海を見に行こう!
〜日本各地の雲海スポット〜
早起きして雲海を見に行こう!日本にはたくさんの雲海スポットがあるから調べてみよう。
※施設の営業情報や防災情報、道路情報なども事前に調べてからお出かけください。
星野リゾート トマム 雲海テラス
星野リゾート トマム 雲海テラス
ゴンドラでのぼった先には日高山脈を越えて流れこむ壮大な雲海が目の前に。
ソラテラス
雲海ハーバー(富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら)
雲海ハーバー
(富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら)
標高1,600mの展望台から、南アルプスまで広がる雲海を楽しむことができる。
鎌倉山
鎌倉山
那珂川に発生する川霧による雲海が壮観。山頂まで車でアクセスできる。
竹田城跡
竹田城跡
秋の早朝、雲海にうかぶ古城の神秘的な光景は日本のマチュピチュともよばれる。
備中松山城展望台
備中松山城展望台
日本三大山城にも数えられる備中松山城が雲海にうかぶ景色が美しい。
国見ヶ丘
荒木健太郎
雲研究者