

参考:『温泉―自然と文化』(日本温泉協会)
画像提供(左):別府地獄組合
地中にしみこんだ雨水が、マグマから出る高温の水・水蒸気・ガスとまざり、熱や成分を得て温泉となる。「たまり」を掘った温泉や自然にわいた温泉などがある。
※「たまり」とは熱水や温泉のたまっている場所。
地中にしみこんだ雨水や化石海水などが、地熱で温められて温泉となる。有馬温泉のようにプレートのしずみこみによってできた温泉ではないかとされる例も。
泉質の例 | 特ちょう |
---|---|
単純温泉 |
温度が25度以上。成分の量はあまり多くない。 |
ナトリウムー塩化物泉 |
食塩がたくさん入っている。「食塩泉」ともいう。 |
カルシウムー硫酸塩泉 |
石膏がたくさん入っている。「石膏泉」ともいう。 |
ナトリウムー炭酸水素塩泉 |
重曹がたくさん入っている。「重曹泉」ともいう。 |
参考:『温泉―自然と文化』(日本温泉協会)
菊川 城司
神奈川県温泉地学研究所 専門研究員