親子でやってみよう

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オーブン不要!
子どもと作る
簡単おいしい
バレンタインレシピ8選

オーブン不要! 子どもと作る簡単おいしいバレンタインレシピ8選

オーブンなし! 湯煎なし! 片づけもラク! 子どもと一緒に楽しく作れる、驚くほど簡単でおいしい8つのバレンタインレシピをご紹介します。

洗い物ほぼナシ!
「とろ〜りチョコマシュマロ
サンドクッキー」

レンジで20秒チンするだけ! 洗い物ほぼナシの超簡単デザート。

材料(6個分)

  • ビスケット 12枚
  • マシュマロ 3個
  • 板チョコ 3かけ

作り方

下準備

マシュマロはキッチンバサミで半分に切る。板チョコは半分に割る。

  • 耐熱皿にビスケット6枚を、表を下にして並べる。

  • ビスケットの上に板チョコ、マシュマロの順に1かけずつのせ、電子レンジ600Wで20秒加熱する。

  • マシュマロがとろりとしたら、残りのビスケットでサンドしてできあがり!

とろとろのマシュマロとチョコが溶け合っておいしい! とても簡単なので、小さなお子さまでも具材をのせたりビスケットでサンドする工程を楽しめます。

ポリ袋でもんで焼くだけ!
「さくさくチョコスコーン」

ポリ袋の中でまぜてトースターで焼くだけ! キッチンも汚れません。

材料(6個分)

  • ホットケーキミックス 150g
  • バター 40g
  • 牛乳 大さじ2
  • 板チョコ 1/2枚(25g)

作り方

下準備

板チョコは手で細かく割る。バターは1cm角に切る。

  • ポリ袋にホットケーキミックス、バターを入れ、粉の中でバターをつぶしていくイメージで全体に混ぜる。

  • そぼろ状になったら牛乳を加えて同じように混ぜる。

  • 板チョコを加えて混ぜる。

  • ひとまとめになったら、袋の上から2cm厚さの円形にととのえる。

  • 袋をハサミで切ってあけて、放射状に6等分に切る。

  • オーブントースターの受け皿にアルミホイルを敷いてSTEP5をのせ、15〜20分焼いてできあがり!(途中で焦げそうになったら上にアルミホイルをかぶせる)

    温度設定できるトースターなら180℃(中)くらいがちょうど良い。

袋をもんだり、生地を丸くととのえたりする作業は、子どもたちも工作気分で楽しめそうですね。

カステラを使って簡単!
「絶品ティラミス」

市販のカステラを使って焼かずに作る! 手軽でおしゃれなグラスデザート。

材料(2人分)

  • カステラ 2切れ
  • 生クリーム 100mL
  • 砂糖 大さじ1
  • マスカルポーネチーズ 100g
  • ココアパウダー 適量

※直径7.5cm×高さ10cmのグラスを2個使用。

<A>

  • インスタントコーヒー 小さじ1
  • 熱湯 大さじ2

作り方

  • 2cm角に切ったカステラを、よく混ぜ合わせた<A>に浸す。

  • ボウルに生クリーム、砂糖を入れて8分立てに泡立てる。

  • マスカルポーネチーズを加えて混ぜる。

  • グラスにSTEP1のカステラとSTEP3の生クリームを交互に重ね、冷蔵庫で30分ほど冷やす。

  • 仕上げにココアパウダーをふってできあがり!

グラタン皿のような大きな器で作って1人分ずつすくって食べても◎。生クリームを泡立てたりグラスに盛り付けるところを子どもたちに手伝ってもらいましょう。

トースターで作れる!
「本格ブラウニー」

オーブン不要! ホットケーキミックスで簡単! 誰にも喜ばれる定番の味。

材料(20cm×16cm型1台分)

  • 板チョコ 2枚(100g)
  • バター(1cm角に切る) 100g
  • 砂糖 大さじ2
  • 牛乳 大さじ2
  • 卵 1個
  • ホットケーキミックス 150g
  • くるみ(ローストしたもの) 30g

作り方

下準備

バットにバター(分量外)を塗っておく。

  • 耐熱ボウルに板チョコを割り入れ、バター、砂糖、牛乳を入れてふんわりとラップして、電子レンジ600Wで2分加熱する。

  • 泡立て器で混ぜて溶かし、卵を割り入れてさらに混ぜる。そこにホットケーキミックスを加えて、ゴムべらでなめらかになるまで混ぜる。

  • バットに流し入れて平らにならし、くるみをのせ、オーブントースターで15分ほど焼く(途中で焦げそうになったら上にアルミホイルをかぶせる)。

    温度設定できるトースターなら180℃(中)くらいがちょうど良い。

  • 竹串をさしてみて、どろっとした生地がついてこなければ焼き上がり。食べやすい大きさに切ってできあがり!

小さく切って食べられるので、大量に配る友チョコにもぴったり! ワックスペーパーでキャンディ包みにしたり、透明袋に入れてリボンで結んだり。ラッピングも子どもたちと一緒に楽しんでください。

ビスケットを使って簡単!
「濃厚生チョコタルト」

市販のビスケットを使って焼かずに作る! 濃厚で満足感が高いデザート。

材料(20cm×16cm型1台分)

  • 全粒粉ビスケット 100g
  • バター 60g
  • 板チョコ 2枚(100g)
  • 生クリーム 200mL
  • いちご 5個
  • 粉砂糖 あれば適量

作り方

下準備

バットにラップを敷いておく。

  • ポリ袋にビスケットを入れ、めん棒などで細かく砕く。そこに電子レンジ600Wで50秒加熱して溶かしたバターを加えて、全体がしっとりするまでなじませる。

  • バットの底と側面に砕いたビスケットをギュッと押し付けるように敷き詰め(ラップを敷いた上からコップの底などで押し付けると良い)、冷蔵庫で冷やす。

  • 耐熱ボウルに板チョコを割り入れ、生クリームの半量を入れて電子レンジ600Wで2分加熱する。ゴムべらでゆっくり混ぜながら溶かし、なめらかになったら残りの生クリームを加えて泡立て器でふんわりするまで混ぜる。

  • STEP2のバットに流し入れ、ゴムべらでざっとならす。

  • 半分に切ったいちごを飾り、冷蔵庫で30分以上冷やし固める。あれば粉砂糖をふってできあがり!

ビスケットを砕いたりバットに敷き詰めたり、フルーツをトッピングするところは、子どもたちも遊び感覚で楽しめそうですね。

レンチンだけで作れる!
「極上なめらか生チョコ」

口溶けなめらかな本格的な生チョコも、レンチンだけで作れます!

材料(15cm×15cm型1台分)

  • 板チョコ 4枚(200g)
  • 生クリーム 100mL
  • バター 20g
  • ココアパウダー 適量

作り方

下準備

保存容器にオーブンシートを敷いておく。

  • 耐熱容器に板チョコを割り入れる。

  • 生クリーム、バターを加え、ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで1分30秒加熱して溶かす。

  • ゴムべらでゆっくり混ぜながら溶かす。(溶け残りがあるようなら、ふたたび電子レンジ600Wで10秒ずつ加熱する)

  • なめらかになったら保存容器に流し入れて平らにならし、冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。

  • 固まったらオーブンシートごと取り出し、包丁で2cm角に切る。ココアパウダーをまぶしてできあがり!

板チョコをパキパキと割る作業を子どもたちに手伝ってもらいましょう。最後にココアパウダーをトントンとふって仕上げる作業もパティシエになりきって!

マシュマロを使って簡単!
「ふんわりチョコムース」

ふんわり軽い食感が魅力のムース。おうちで楽しむバレンタインに。

材料(4人分)

  • 板チョコ 2枚(100g)
  • マシュマロ 100g
  • 牛乳 200mL
  • 飾り用チョコ あれば適量

※直径7.5cm高さ6cmのグラスを4個使用。

作り方

下準備

板チョコは手で細かく割っておく。

  • 耐熱ボウルにマシュマロと牛乳を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで1分30秒加熱する。

  • 板チョコを加えてひと混ぜし、ふたたびラップをして電子レンジ600Wで1分加熱する。

  • 泡立て器で混ぜ、さらに600Wで30秒加熱する。ふたたび泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。

  • グラスに流し入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。削ったチョコレートをちらしてできあがり!

お好みでフルーツや生クリーム、ナッツをトッピングしても◎。板チョコを割ったり、泡立て器で混ぜたり、トッピングするところを子どもたちに手伝ってもらいましょう。

レンチン20秒でできる!
「豪華チョコフォンデュ」

レンチンだけでできる、手軽で華やかなパーティーメニュー!

材料(作りやすい分量)

  • 板チョコ 1枚(50g)
  • 牛乳 大さじ2
  • 好みのフルーツ、パン、お菓子 適量

作り方

下準備

フルーツやパンは食べやすい大きさに切る。

  • 板チョコは細かくきざみ、牛乳とともに耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで20秒加熱する。

  • チョコレートが溶けてなめらかになるまで混ぜる。

  • お皿に盛り付けてできあがり!

マシュマロやクラッカーなどのお菓子をつけて食べるのも◎。具材選びや盛り付けを子どもたちと一緒に楽しんでください。

バレンタインは子どもたちが手作りお菓子の楽しさに目覚めるイベントの一つ。パパにあげたり、友だちと交換したり、味見を楽しんだり。お店のような味を自分で作る喜びや達成感をぜひ親子で体験してください。手先を動かすことで頭や心にもよい刺激になりそうですね。

Profile

森崎繭香

監修 : 森崎繭香

フードコーディネーター/
お菓子・料理研究家

料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み、独立。レシピ本の出版を中心に、雑誌やWebへのレシピ提供、テレビ・ラジオ出演など幅広く活動中。身近な材料を使った家庭でも作りやすいレシピを心がけている。ヒトとワンコがシェアできるおやつを提供する株式会社ワンズデイリー[ one's daily ]代表取締役。著書に『おうちおやつ はじめてでもおいしくできる!』 (文化出版局)、『焼かないケーキ』 (日東書院本社)などがある。
オフィシャルサイト
https://mayucafe.com/

スタイリング :
フードコーディネーター 福田みなみ