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バーチャル工場見学 〜バイクができるまで〜
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3 エンジンの加工 クレア スクーピーはこうして造られる。

エンジンの生産工程には「機械加工」と「エンジン組立」があります。機械加工とは、鋳造されたエンジンブロックを加工する工程で、ミクロン(千分の一ミリ)単位の高い加工精度が求められます。

設計段階にまで遡って実現したボルトレス共加工。

クレア スクーピーのエンジンは、上下二分割されたエンジンブロックで出来ています。そのためドライブシャフトを通すジャーナルも上下に二分割されています。エンジンのパワーをロスなく駆動系に伝えるには、ジャーナルは限りなく真円でなければならなく、その加工精度は誤差が6〜7ミクロン以内という高さが求められます。この精度を保つため、通常はふたつのブロックをボルト締めしたうえで加工し、加工後に再びバラしてエンジン組立工程に送られます。

クレア スクーピーのエンジンブロック
クレア スクーピーのエンジンブロックは上下に二分割されている。左はワーククランプ、右はボルト締めによる力のかかり方。

生産効率が求められる現場の課題は、このボルト締めの工程をなくすこと。二つのブロックを機械で押さえつけて加工できれば、ボルト締めの工程が不要になります。しかし、機械で押さえつけると圧力でブロックが歪み、誤差が6〜7ミクロンという高い加工精度を保つことが難しかったのです。

生産現場では、機械での加工に必要な圧力の調整や圧力のかけ方など、試行錯誤が続きました。そしてたどり着いた結論は、エンジンブロックの強度を保つために「リブ」を入れること。どの位置にどれだけ入れるかなど、設計段階にまで遡って研究をすすめ、ようやく完成したのが、ボルトレス共加工です。この技術はHondaの特許となっています。


クランプ エンジンブロック クレア スクーピーのエンジンブロック
加工のための最適な圧力設定やエンジンブロックの強度を増すことで実現したボルトレス共加工。
リブを入れ強度をましたエンジンブロック。どの位置に入れればよいか、試行錯誤が続いた。
加工精度を保証するリングゲージも開発。

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